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ブタクサ

日本で最初に発見された花粉症はブタクサです。夏から秋の花粉です。ブタクサは北米原産のキク科の草です。ブタクサ花粉はキク科ですがヨモギ科とは交差性が低いとされています。オオブタクサはクロウメモドキのことです。午前中雨でも小さいので花粉の飛散は午後には回復します。都会の空き地の減少や草刈り条例により減少しているとされています。

オオヤシャブシの続き

オオヤシャブシについてもっと聞きたいと患者さんが言ったので続きを書きます。オオヤシャブシはやせ地に適し根が深く成長がはやい。砂防に用いられてきた。便利で安価のため六甲山には500万本植えられました。オオヤシャブシ花粉症は症状が多彩でスギ花粉症より重症です。フルーツアレルギーを合併します。喘息も一割に合併します。微熱がでることもあります。モモやリンゴの果汁がのどにふれることによりかゆみや張れを生じます。北海道では札幌医大を受診した人の三人に一人はシラカンバアレルギーでその二から三割はフルーツアレルギーがみられます。

麻疹ワクチン

MRワクチンを2回うちましたか?麻疹がヨーロッパで大流行しているらしい。今日MRワクチンを打ちに来た方に伝えるとびっくりしていた。中学1年と高校3年の生徒さんあっという間の夏休みでした。後1年半ままの措置ですよ。と思ったら産婦人科で抗体検査をしたら風疹抗体陰性の方からお電話いただきました。先天性風疹症候群予防のため風疹ワクチンの予防接種の希望だった。土曜日希望だった。接種後2か月妊娠を避けないといけません。それなら、いまのうちに無料でうったらどうだろう。このままでは、日本は麻疹輸出国になってしまう。

アナフィラキシー

原因物質つまり抗原とかアレルゲンに対して過剰に反応することをアレルギー、体を守る免疫反応が逆に生命にかかわることをアナフィラキシーといいます。減感作療法や予防接種でアナフィラキシーを起こすこともあります。今、話題のアナフィラキシーは給食で小麦を食べそのあと運動してアナフィラキシーを起こすことです。

アトピー性皮膚炎と赤ら顔

アトピー性皮膚炎の赤ら顔の原因には、ダニ・ハウスダスト・ペットなど、シャンプー・リンス、化粧品・点眼薬・花粉、真菌、黄色ブドウ球菌などさまざまです。液体の洗剤は皮膚に残りやすい。海面活性剤が皮膚を刺激する。化粧品・点眼薬は接触性皮膚炎を起こす。マラセチアというカビが効率に検出される。黄色ブドウ球菌も高密度で発見される。これから涼しくなると顔が真っ赤なアトピー性皮膚炎が急に増えてきます。そこに漢方薬の出番があるのです。

白色皮膚描記症

白色皮膚描記症はアトピー性皮膚炎のドライスキンのところをこすると血管が収縮し、白線が描けます。じんましんでも起こります。白色皮膚描記症は種種の湿疹の病変部でおこります。バリアー機能の低下で起こります。正常皮膚では紅色皮膚描記症が起こります。ボールペンでこすると起こります。

予防接種料金値下げ

ホームページ改定に伴い予防接種価格を値下げしました。詳しくはホームページをご覧ください。公費でする予防接種が大切なわけではありません。MMRワクチンの副作用に対する補償問題などがあり、おたふくかぜの様な重要な予防接種が公費からはずれています。

花粉症の検査の時期

アレルギーの血液検査つまりRASTやMAST33はいつするのがよいか?と思われませんか?一番陽性になりやすいのは花粉が飛んだ季節の後です。季節により値は変化するといわれています。西川クリニックで安室校区の児童にアレルギーの血液検査するとシラカバやハンノキが要請でます。これはラテックスーフルーツアレルギーの児童が多くなると思います。トマト、リンゴ、熱帯フルーツ等要注意です。

超早期教育

どんどん姫路でも超早期教育が普及している。これは果たしてよいことばかりでしょうか?超早期教育をうちの子も受けたが今になってみると?です。幼稚園で英検3級、小学校一年で数検8級、百人一首の暗唱、四文字熟語の暗記などです。東京へいけば当たり前かもしれません。私の子供は開業医の子供を含む三人の女子児童の餌食になった。楽しいはずの引原の自然学校は今いっているはずです。ところが昨日もカウンセリングや心理テストに通っている。一方、加害児童は昨日から日木原でたのしい思い出をつくっている。ああ、どうなるんでしょうか?自然学校へ行く朝、今日通院する日なのになぜ、まだ、診断もついてないのに来年のクラスのことを言う学校の教職員の気持ちが私にはわからない。