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漢方薬の服薬指導は誰がする

講演会で坂崎弘美先生に向けられた質問は院外処方で漢方薬を処方して漢方薬の服薬指導をだれがするか。調剤薬局で服薬指導をするとなると遠くのや局に処方戦が飛んだ時の対応が大きな問題となる。坂崎弘美先生は院内で看護師と二人で服薬指導をされているそうです。混ぜて味を変えて漢方薬を服用しやすくするには保護者の理解力とさらなる説明が必要である。漢方薬を処方しても服用できるとは限らない子供だけではなく大人も一定の割合で服用できない人がいる。そして高齢者には嚥下力の問題がある。混ぜて漢方薬を服用できるようにする指導は手っ取り早い。ミロに混ぜてココア味にするのはとても簡単です。からいあじならアンパンマンカレーに混ぜる。坂崎弘美先生のようなきめ細かな発想の展開と実行力は私にはない。子供さんはお母さんが漢方薬大好きかどうか。混ぜるのみならずクッキーやハンバーグを作るなんてなかなか料理好きでないと無理。漢方は2財までにしないと査定される。私と子では社会保険の査定が目立つ。無下に多剤処方ができない。飲めないから方剤を変えてくれと言われても保険で査定されるから無理というしかない。出せば出すほど逆ザヤになる内田のこういM生薬末など保険で漢方薬を処方するのが難しい時代になってきた。錠剤かカプセル以外飲めない人もいる。

吉備漢方懇話会はとても有意義でした

吉備漢方懇話会を開催してくださるコタロー漢方製薬の広島営業所はたった5人の精鋭部隊だそうです。数々のご著書をお書きになっている小山誠次先生の講演をきくためお城まつりのよさこいでにぎわう姫路を後に岡山駅前に行きました。小山誠次先生は著書が多いのですが嫌な顔されずに購入した小山誠次先生の著書に一緒に勉強していきましょうとサインを書いてくださいました。しかし、漢文を読み込んでおられるようで古典にいかなる記載があるという目から鱗の話をなさいました。小山先生のお話はご著書に書いてあることが中心なので講演内容がレジュメなしでも復習しやすい先生だ。3回シリーズ一回目ですが合から始まる安中散から話が始まり桂枝湯類の変法をいっぱいお話くださいました。小山誠次先生はエキス製剤の話なので奥は深いが理解できたら東洋薬行だろうが三和生薬だろうが取り寄せさえできたら使える方剤なのがあり難い。逆ザヤ生薬が増えて保険診療の中で姫路で刻み生薬を処方するのは無理だと思います。今でもウチダ和漢堂のコウイMや当帰末は逆ザヤです。柴胡桂枝乾姜湯で今日は終わりました。柴胡桂枝乾姜湯は長らく処方してません。聖光園細野診療所の坂口博先生が報告された鳩美の圧痛が重要だそうです

はりま頭痛漢方セミナー

姫路城から姫路駅にかけてはお城祭り一色です。明日はよさこいです。はりま頭痛漢方セミナーに参加してびっくりパワーポイントの配布資料が入ってません。いわゆる4月ルールのためパーポイントのスライド資料は配布できないそうです。雑誌のバックナンバーも置いてない。適応外のことが入っているといけないからという理由だそうです、かえって復習しようという初学者にはしっかり勉強しようということですね。千葉から来村クリニック来村昌紀先生をお呼びしての頭痛の勉強です。勉強しなくてもめくらめっぽうでも頭痛には漢方薬がかなり効く。無茶苦茶効く。でももっと打率を上げたいと参加させていただきました。そこで尊敬する坂崎弘美先生のブログを見ると豆こいも、査定というタイトルでんってるではないか。漢方薬ン世界に激震だ。頭痛に柴胡桂枝湯は保険適応外、鼻詰まりに越婢加朮湯も保険適応外漢方薬を白湯にといて服用は添付文書に記載がないからダメ。
ハンバーグやクッキーに混ぜ込むのもダメ。ちょびちょび飲ませるとか麻黄湯を熱が下がるまで3時間ごともダメ。私も今6月7日アルモニーアッシュアットステイツで医師対象にえっか免疫療法の講演をさせていただく。舌下免疫療法とは無縁のスポンサー企業から神戸支店長さんからスライドチェックがあるかもといわれている。戦々恐々。このままいけば姫路市医師会館での海外文献を読む抄読会の順番もやってくる。

漢方診療の打率向上

エキス漢方ZtoAが始まり漢方診療の打率が向上している。第一回エキス漢方ZtoAinNAGOYAが日本医学会総会と内科学会が行われていた名古屋で晴天のもとが開催された。東京でのエキス漢方ZtoAを追いかける形でふた月に一回行われる。エキス漢方ZtoAは合計26回開催されることが決まっている。AからZまでは26文字で26回医とはすごいですね。AtoZという医学書が多く出ているがZtoAという書籍はないように思う。ゴールデンウイークにしては参加者が多かった。新幹線も指定席を抑えていたので楽ちんだった。一口で漢方診療といっても日本漢方と中医学では全く異なる。系統中医学を初めて日本東洋医学会の岡山県部会で聞いた時これだと思い東京の飯田橋やお茶の水をうろうろするようになり早19年が経過します。系統中医学は古典日本漢方なら傷寒論中医学なら黄帝内経にはこう書いてあるというのを根拠に話が展開する。ところが系統中医学では新しく古典を根拠にするのではなく日本人の現代の感覚に合うようにそして理論的に説明できることをどんどん展開している。常に進化している学問です。

日直しながら漢方薬勉強した

今日は自院で朝から診療しています。よそで眼科の診療していましたら漢方結構使っている先生とご一緒になったので昼の休憩の時に漢方やの話をした。使い方はワンパターンで脈診・舌診はせず弁病らしい。皮膚・泌尿器科、内科に外科と標榜しておられるだけあってなかなかパッと答えが返ってくる。膝が痛い時には越婢加朮湯や桂枝加朮附湯、それにくわえ色々らしい。腰痛には牛車腎気丸に芍薬甘草湯や附子にくわえるとよいらしい。牛車腎気丸だけでは全く効かない。では泌尿器では何が効くのだろう、猪苓湯だそうです。なんでもまず猪苓湯がよいそうだ、清心蓮子飲などは意外と効かないといわれた。こんな感じで私とは全く違う。このほうが患者さんにはうけるのだろう。合わないとかもっと良いのはないかといわれた内容だ。アトピー性皮膚炎には夏は黄連解毒湯冬は補中益気湯がよい。夏はアトピー性皮膚炎に補中益気湯を使うとかえって悪くなる。私も同感ですとお答えした。梅核気が治らない患者さんが播州赤穂からお越しになった。プラセンタの注射はどうかと聞かれたのでプラセンタの注射で対処した。

夫源病

夫源病についてテレビで特集していた。男性更年期の外来をされている大阪の石蔵文信先生が出ておられた。石蔵先生のご講演を何度か聞いたがユニークです。漢方診療のなかでしばしば登場するのは夫源病でした。漢方診療では圧倒的にご婦人がお越しになる。主人が定年退職で家にいるから調子が悪いというご婦人の多いこと。そして夫がいるのが苦痛という人毎回診療のたびに相談されるが旦那が変わらないとと思いながらこれが難しい。飯、ビールといえば出てくるのが当たり前これはこどもの時にしつけておかねば成人したら繰り返し次の世代でも同じことを繰り返す。漢方薬でという人は几帳面でまじめな方が非常に多い。几帳面で良妻賢母型の方が多いと思う。夫源病の原因は夫が感謝の気持ちを伝えないことだそうです。言葉に出して感謝の気持ちを伝えることから治療は始まるそうです。掃除や家事は女性が外で働く時代を迎え男性も行うべきという考えが広がっている。喧嘩するほど仲が良いというがまさしく喧嘩したら夫源病は良くなりそうです。

この薬だしてくれというのは自費診療ですよ

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何が何でも漢方薬とは思いません

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さかさkidsブログ

2018年の7月の西播臨床漢方研究会以降ずっとさかさkidsブログを読ませていただいております。柴胡桂枝湯味噌汁、黄連解毒湯カレー、荊芥連翹湯カレー、辛夷清肺湯あんこ、これは坂崎先生が小児科医なので子供向けのように見えますが老人にも十分応用できます。麻黄湯は小児でカルピス‥リンゴジュ‐スで飲むならジュンコ‐の細粒、大人にはアイスクリームやヨーグルトに混ぜるならツムラの顆粒という使い分けはオリジナルで素晴しい。久しぶりにそして今年一回目の坂崎弘美先生の講演は平日の20時からの一時間でしたが満席でした。たった一時間でしたそしてあっという間の一時間でしたが非常に充実していました、漢方薬を飲みたい方が多いクリニックで漢方薬はやめてという方も少ないながらお越しになる。そんなときのために坂崎弘美先生のお話は大変役に立つ。混ぜて漢方薬を飲ませる甘いものからいものに混ぜて味を隠すのは邪道という意見もある、錠剤カプセルは邪道という話もある、漢方薬のにおいをアロマテラピーとする考えもある、いずれにせよ漢方薬が西洋薬にない味を発揮すればよいという話です。抑肝散エキスとスープを混ぜたもの、麻黄湯と単シロップを混ぜたものそして小建中湯加ミロをおいしくいただきました。坂崎先生が私を覚えてくださっていて感動いたしました。小児東洋医学会で森蘭子からいろいろなエキス製剤に混ぜて飲ませるという話を聞きましたが関西にも素晴らしい先生がおられ元気をもらった。交通費6000円の値打ちはあった素晴らしい講演会でした。

漢方薬の副作用で多いのはむくみ

漢方薬は副作用と紙一重の世界です。漢方薬で一番多い副作用はむくみです。漢方薬で便が柔らかくなり喜ぶ、あるいは柔らかくなると下痢になったと嫌な感じがする人もいる。肝臓ではなく甘草が原因でのむくみが漢方薬の副作用では一番多いとされる。昔患者さんがこの漢方薬に肝臓の薬が入っておりそれがむくみの原因らしいですなあと患者さんに言われたことがある。なるほど調剤薬局の薬剤師さんはだれでも甘草走っているという前提で生薬のカンゾウを説明したが患者さんはカンゾウとは肝臓と理解したようだ。日本語は難しい。私なんか舌足らずの話し方をするからもっと誤解されているんだろう。カルテの表紙に甘草禁止と書いているがうっかり忘れることがある。患者さんのほうから薬変えて甘草は言ってませんねと言われることがある。漢方薬を服用したらむくみに要注意です。芍薬甘草湯には肝臓ならぬ甘草がいっぱい含まれている。むくむ人には煎じるときには炙甘草というのがあるがエキス剤でははちみつであぶる炙甘草は使えない。

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