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医療費3割か無料か

今日の診療の最後のほうでは明日からの姫路での中学生以下の医療費無料化をご存じない方、明日から2割から3割になるという方いろいろおられました。本来県単位で行うべき政策が子供の医療費無料化です。さらには子育て支援というなら所得制限は設けるべきではありません。姫路でも世代交代を掲げた市長選挙を前にして子供の医療費が中学生以下で無料化となります。7月から医療費が姫路でもとうとう中学生以下に所得制限ありで無料化が実施されます。漢方診療にお越しの方の保険証を見ると神戸は0円ではありませんが500円だそうです、姫路ではある所得を超えると3割負担で所得が少し低いと0円になるそうです。市長選挙では所得制限を外す気持ちが今の市長さんにはないそうです。これは平等ではありませんね。一人親の保険証をご持参の方はほとんどが3割になっている。母子の保護者も父子の保護者も大変だと思います。ちょっと超えた人にとっては大きな格差です。税務署OBの方からマイナンバー制度について講演を聞きました。税務ならちょっと超えた方が負担が大きくならないように配慮があるのが普通です。3割負担と0円の方でさほど所得が違わない場合平等ではない。明らかに学校検診の視力検査の人がゆかた祭りあたりから減りました。黄色の子供の保険証が財布に見え隠れしています。少子化対策はもっと別の政策があるはずです、子供に負の遺産を残すのは大人のエゴだと思う。結局将来に負の遺産を残すことになる、税金を払うのは医療費無料化世代ではないでしょうか。

ニセ眼科医とメガネの処方箋

ニセ医師になりすます人は医療に近い業界で働いた人が多いとのことです。確かにコンタクトレンズ業界の方ならニセ眼科医になれるかもしれません。しかしコンタクトレンズ専門眼科ではニセ眼科医に成りすましやすい。なぜなら眼科以外の診療科の医師が昔からコンタクトレンズ専門眼科では働く場合が多い。最近はコンタクトレンズ専門眼科でも眼科専門医もいます。眼科のスタッフも内情を理解していればできなくても医師免許を有するする医師で眼科は素人だと思っている。最近お子さんのめがねの処方箋を書く機会が多い。ほとんどわたし自身が検眼する。かなりの労力です。昔階段の昇降まで練習していただいていましたがお子さんがメガネが出来上がってからくらくらするとお越しになった。眼鏡屋さんに連絡した怒られた、処方箋どおりにしてますからね。メガネの処方箋には神経を使う。コンタクトレンズも交換率をメーカーは見ている。交換が多いとよい顔はされない、都道府県をまたがって医師免許を使う人がいるからややこしい。しかし、都道府県にまたがって医師免許を使うときは医療機関は厚生局に申請が必要なはずではなかったでしょうか。