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白衣の洗濯

白衣の洗濯ってどこでしているのでしょうか?インターネット上で話題提供されていました。そこでわたくしどものクリーニングを出しているところへ尋ねてみたところ7割が業者委託、残り3割が職員が自宅持ち帰り、時にはクリニックの洗濯機で選択しているそうです。意外でした。確かに保健署の医療監視の項目にもありません。入院施設のある病院ではリネン交換のマニフェストの提示が必要ですが無床診療所では洗濯物に関する医療監視のチェックはない。500円程度の手当を支給しているところもあるそうです。診療科にもよると思います、内視鏡の介助したり唾液が飛んでくるところはCDCのスタンダードプリケーションの考えからはすべて感染を疑わねばならない、整理整頓は目に見えるがウイルスやばい菌は目には見えない。医療従事者の服装に答えはない。最近アデノウイルス感染が一部の保育所ではやっているようです。怖いですよ、はやり目。アデノウイルスはのどと角膜・結膜に親和性を有します。手を介して感染します。一見きれいな医療機関もどれだけふき掃除しているかです、患者さんもいかに流水で手を洗うかです。今日は近くの公民館での講演の依頼がきましたがもう10回以上したので誰もいなければという話をしたら電話がかかってこなかった。ケーブルテレビのさわやか健康・健康大学色々なところでお話ししました。私は過去の人間です、違う医師が離せばよいと思う。

今日は診察は?OPTOS

今日は診察は?というのは機械がかなり進歩して医師がしなくても視能訓練士さんが検査しものをモニターで説明して終わってしまうような時代が来るのではないかという話です。一番すごい機械はOPTOSという超広角眼底カメラです。SUPERQUAD160でも感動したのに200度の画角だそうです。1600万円ぐらいするらしいです。開業医の全身用CTが変えてしまう夢の機械です。関東の網膜硝子体専門の有名な教授のお話を聞いていて笑ってしまった。お話がとても上手で、硝子体前ポケットを発見され御高名な先生ですが眼科診療の機械をたくさんお持ちになっておりOCTだけでも5台お持ちだそうです。そんな診療の中で画期的なのが超広角眼底カメラです。今まであっち向いてこっち向いてと言ってとっていたパノラマ眼底写真が一度にとれるのだそうです。ジェネリック医薬品ではないが何よりも患者さんのために、と目も素晴らしい。しかし値段を聞いてまたびっくりです。というかCTの開業医用が買えてしまいます。OCTを撮影しても高いといわれるのに開業医がこんな検査してたら悪評が立つ。病気ってまさか自分がと思っている。超広角眼底カメラOPTOSってすごいですね。鋸状縁までは見えないそうですが蛍光眼底撮影もできてしまう。OCTや視野検査と合わせて説明してじゃ、今日は終わりですというと患者さんが今日はまだ診察してもらってないといったという笑い話をされていました。器械が診断して眼科は説明するだけに近い時代が来るだけになるかもしれない器械がOPTOSです。