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プレベナー13価

大人のつまり65歳以上の肺炎球菌ワクチンと水痘ワクチンが秋から定期予防接種になることが決まっている、問題はプレベナーが大人肺炎球菌の承認を得たががニューモバックスとともに今年から早速定期予防接種に採用されるかそして水痘ワクチンは2回接種か年齢制限はさらに年齢的な過渡的措置はいかにということです。大人の肺炎球菌ワクチンは無料ではない。インフルエンザウイルスの予防接種と同じです。今年になり作為的に任意の予防接種を減らしている。消費税8パーセントがが大きく影響しています。会計事務所の方にうかがってもいろいろ聞いていると少なからず同じ考えの医師がおられるはずです。小児科でも減らしている医療機関があるそうです。自費診療に対する消費税は重たい。しかしプレべナーとニューモバックスは価格が違う。どうするんだろう。しかも病気の方にはニューもバックスは薬価がついている。つまりニューモバックスは保険適応を有するということです。しかし子宮頸がんワクチンの接種勧奨が中止になりかなり接種が減った。助かっている。来年度の確定申告で消費税の納税が減るからです。高額な輸入ワクチンは貿易赤字の隠れた原因となっている。

高眼圧症

高眼圧症の人が来た。眼圧が今まで25mmHg以上あるとのことです.まだお若い方です。以前から医療従事者の方で勤務先の他院で指摘されていたが急に気になられたみたいです。その後眼科のない医療機関で働くようになり受信歴がなかったそうです。OCTでGCC解析するとGREENです。よかった。視神経乳頭は小乳頭で正常です。しかし小乳頭は緑内障を見落としやすい。FDTやHUNPHREYをするまでもなさそうです。緑内障の70パーセントがNTGです。つまり眼圧が高い緑内障は30パーセントです。眼圧でスクリーニングすると緑内障を見落とすために検査をしているようなものです。岐阜県多治見市で行われた日本が世界に誇る大規模スタデイ多治見スタデイでは40歳を超えると20人に1人70歳を超えると10人に1人と予想以上に緑内障は非常に多いことが判明している。眼圧が25mmHg以上なら点眼薬で治療してもよいことになっています。しかし若い方の場合一生目薬を入れる必要があると思うと鬱になる。眼圧は治療の効果判定には有効です。緑内障の手術は減っている。手術しても視力が下がることはあっても上がることはない。経過観察又お時間があればお越しくださいね。