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お盆休み

5月と8月は非正規雇用の労働者は休日が多く所得が減ってしまう。NO WORK NO PAYの原則があります。お盆に多く休む医療機関は正職員の多いところはよいがパートタイム労働者では賃金が減ってしまう。病院の正職員でも一か月単位の変形労働時間制の看護師などはかえって大変である、シフト表が組みにくいからです。兵庫県の最低賃金が780円と新聞に記載されていましたが景気が悪くなると今度は人減らしに走ることになるから喜んでばかりおれません。パートタイム労働者も壁いっぱい働きたいと誰でも思っている。8月13日は職員が午前中だけなら働いてもよいですよと言ってくれたのでお言葉に甘え13日の午前は働く事にしました。入院のある病院では当たり前のことでしたが今は無床なので違います。院外処方ですので門前の調剤薬局にも影響が及びます。お盆の15日は急病センターの眼科が今も昔も開いている。お盆に大きな病院で働いていると上司から先生、寺で働かなあかんのとちゃうんと言われました。実はお盆の前が稼ぎ時、だから夏季休暇はお盆前に取得しておりました。いまは医師も人材紹介でお盆の当直医を募集できる時代です。私も今年はお盆の一週間後は急病センターです。お盆の一週間前も依頼が来たがすでに他のことで詰まっていたので断った。さらにお盆休みに仕事を頼まれいれてしまった、さらに16日診療する。急病センターは患者さんが怖いと嫌がる人も多いようです。私も一部ですが怖いと思います。あまり働くと子供に悪影響する、つまり医師になると友達はみんな遊びに行っているのにどこもいけない、医師はずっと勉強しないといけないとか。どの仕事についても一生勉強なのに悪い方へ考える。ホワイトカラーエグゼプションの時代にサラーマンになれば5時で帰れて呼び出しなしのパラダイスが待っているともっている。では僧侶ならどうか?枕教で朝5時に起こされたことがあった。僧侶に為れば結婚も大変です。旅行もどこに行けない、坊主丸儲けのように言われる。ストレスが多いのか寺院には子供ができにくいようです。更に東京の大学にでも進めばほぼ100パーセント姫路は帰ってこない。お盆になると参拝のお客さんでいっぱい私たち子供はほったらかしだった。

夏季講習

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最低賃金

最低賃金が780円に16円上がるらしい。生活保護は医療費が無料です。このこと考慮しているのでしょうか。更には車の所有を認めないから救急病院に夜間に行く時のたくしーぢも無料です。更には、OECDの偉い方が年金65歳支給では破たんすると昨日新聞に記載してました。生活保護との逆転を解消するという名目です。かといって医師の当直量があがったという話は何処にもない。奈良病院の産婦人科医が最高裁で当直は時間外労働なので休日夜間は1.35,40時間を超えたら1.25倍の平均賃金を払えといったが国立大学で40パーセント程度が緊急の手術などに時間外手当を支給している程度だそうです。あとは宿直日として時給1000円程度で働いている医師が多いと思う。当直とは軽作業であり患者さんを診療すれば時間外労働です、つまり療養型病棟の当直が宿直です。看護師は夜勤といいます。朝になったら二交代でも帰れます。医師は夕方まで平常勤務です。しかもWEBに書いてあったが車乗れないからタクシーで呼び出しに応じても手当は出ず、駐車場の料金も取られた医師がいるそうです。研修医もいまは私の時代と異なり労働者です。相続税も来年日月から課税強化されます。最低賃金を上げるということは今は人手不足と言ってるがそのうち失業率が上がる、オリンピックが終わったあたりからではないか?朝からカブトムシをとった、自宅の花壇に水をまいていたらオスのカブトムシ孵ったばかりです。ハチ高原から明日帰ってくる子供に見せてやりたい。早起きは三文の得つまりTHE EARLY BIRD CATCHES THE WORMですね。

エビリファイと炭酸リチウムそして漢方薬

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