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コンタクトレンズの処方箋の法制化

現在のところコンタクトレンズには処方箋など存在しない。しかし、関東を中心に「コンタクトレンズの処方箋」を法制化する動きがあるそうです。その奥には何を考えておられるのでしょう。コンタクトレンズがディスポのソフトレンズ中心になってきています。「コンタクレンズ処方箋法制化」がやっとすこしわかってきました。「コンタクトレンズの処方箋」は現在はほとんど発行されていません。まず、厚生労働省のおすみつきの様式がありません。私は見たことはありません。インターネット販売は日本だけで多く行われている抜け道です。コンタクレンズ販売は高度医療機器に指定されました。そこにあった抜け道がインターネット販売らしいです。韓国はインターネット販売が禁止されました。フランスもインターネット販売は限定医的です。今日○○というカラーコンタクトレンズがほしいのですがと言われましたが聞いたこともない商品名だったので改めてお尋ねするとパンフレットを見ているとのことでした。コンタクトレンズを合わせるには最低1枚の同じレンズが必要です。他にも輸入品をつかっているというひとが来られました。何度か受診歴がある方でした。左右最低一枚は自宅へかえってとってきてくださいと言いましたがおこしにはなりませんでした。トライアルレンズは無制限に手に入るものではありません。コンタクトレンズユーザーならメーカーによって微妙にレンズが違うことをお分かりだと思います。もし仮にレンズが合わなかったり破損していたりしたとき今なら当たり前のように交換してますが将来どうなるでしょうか?相手の見えないネット社会には反社会勢力が参入するかもしれません。コンタクトレンズ販売社の場合相手が薬剤師ではなくやくざかもしれません。安易に「コンタクトレンズ」を装用しないこと。そして低年齢化していることを改善することがさらにはより安全なハードレンズの時代に戻ることが大切ではないでしょうか?

インフルエンザの予防接種

インフルエンザの予防接種に関するお問い合わせを受けるようになった。というかそろそろ実習に入るので1月にお受験なのでとかいう方が接種におとどれる時期を迎えました。聞かれることは価格につきます。後は予約の有無、みんなおけいこや塾があるから大忙し。予防接種は無診療で「かわりのものがいっても薬でますか」ということはありえません。本人が受診するしかありません。しかし、姫路はインフルエンザの接種料金は安いようです。うちの子にチメロサールフリーのシリンジ型インフルエンザワクチンを接種しましたが腕は赤くはれました。チメロサールが赤く腕が腫れる犯人ではないようです。こどもは二回うたないといけないから二回目は安くならないの?多くのかたは電話のむこうから言われます。任意接種ですから2回うつ必要ありません。0回でもよいのです。任意接種だから0かいでもよいのです。おたふくかぜや水痘ワクチンを打たない人一回だけ打つ人海外の話を聞いて2回うつひといろいろおられるのと同じです。今日はおたふくおひとりさせていただきました。3000人に1人の難聴リスクは怖いです。

眼精疲労

眼精疲労の患者さんが来られたらまずめがねがあっているかどうか。老眼年齢かどうか?老眼年齢なら今より度数がゆるいめがねを勧める。遠近両用をお使いなら緩い目のめがねを勧める。遠近両用は万能めがねではないことをお伝えし単焦点めがねを勧める。それも室内用の緩いめのめがねです。何でも見える魔法のめがねは存在しません。めがねををかえてだめならドライアイとかの目の治療になります。シリコンのプラグは怖いからキープテイアをすすめる。考えてくるという人はたいてい二度と来ない。世の中そんなもんです。眼精疲労を漢方でなおしてというのは特殊な方です。何処からクラシエ薬品の桂枝加竜骨牡蠣湯が眼精疲労に有効ということになったのかさっぱりわかりません。しかし、ビタミン剤も眼精疲労にはほとんど無効でしょう。だから眼科ではビタミン剤は処方できません。案外気持ち良くなるのはアイマスクです。あっためると結構気持ち良くなりますよ。ドラッグストアで売ってます。眼精疲労で受診して緑内障ということもあります。眼底検査もしっかりしましょう。眼底写真で緑内障は発見する時代です。