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健忘と不眠

関西系統中医学講座で健忘・不眠について勉強しました。何度も睡眠のお話は聞いている、わかりやすくご説明いただきその時は私自身興奮する。健忘は老齢化に従って記憶力が低下することです。東洋医学でも健忘と不眠は似ているんだ、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を服用するというは今や常識になっている。いや非ベンゾジアゼピン系睡眠薬も同じように認知症になるという論文が大勢を占めるようである。デパス錠はデパ中という言葉まで生まれている。神はこころ(心)の機能、学習や記憶は神(しん)がつかさどる。記憶は過去の情報を保持することを必要とする機能だそうです。記憶は若い時はみんな良好ですが私ぐらいの年齢になると忘れることが多くなる。どうしようもない、漢方薬で何とかとしばしばいわれる。よく眠るためには小麦牡蛎、ゆり根などがあげられる。興奮状態には標治としては鎮静つまり清熱するものが良いそうです。健忘が進行してADやLBDなどでおこまりな人は非常に多い、しかし有望視された認知症のワクチンの開発はすべてストップした。どんどん有効な治療が見つからない間に患者さんが増えている。

不眠症

関西系統中医学講座で不眠症について午前も午後も勉強した。難しい魂神意はく志と睡眠のお話はとても難しい、何度も聞いているが難しい。東洋医学では五臓の心(しん)と肝(かん)のお話です。睡眠障害は肝ではなく心の問題です。ベンゾジアゼピン系睡眠薬を使わないだけではなく非ベンゾジアゼピン系睡眠薬も使わない。最初に処方するときにやめるイメージを持つことが重要だとされる。生薬的には酸棗仁、方剤的には酸棗仁湯がカギのようである。柴胡加竜骨牡蠣湯と桂枝加竜骨牡蛎湯はどう使い分けるか。桂枝加竜骨牡蛎湯が使いやすいとみんながいう。黄笒が入っているだけで柴胡加竜骨牡蛎湯は使いにくい。加味帰脾湯と人参養栄湯の違いは桂皮の有無だそうです。それだけ桂枝湯で巡らせる.桂皮で引火起原、腎陽を温める、そして最後に竜骨・牡蛎で引き下ろす。不眠症に使うなら酸棗仁湯だそうです。昔使ったことがある。今度の週末は横浜へ行って休診です。台風が来ないとよいですが。

梅雨でしんどい、夏到来いよいよ夏です。

梅雨でしんどいという方が多い、梅雨明け宣言が出た。いよいよ夏到来です、身体は消耗し当然ヘルペスや麦粒腫が増える。昨年の夏も帯状疱疹が多かった、私のところで多いのは眼部帯状疱疹です、なんかわからないときはステロイドを使わないことが重要です、ステロイドは免疫力を落とします。免疫力を高めるために漢方薬を併用しませんかというと半数の人がんで見ようかといわれる。今年は前半全く雨が降らなかった。後半は一部の地域でレベル5が出た。話は変わるが世界とのワクチンギャップは解消されているがここ3年、2歳未満のお子さんが、水稲ワクチンを定期接種で2回接種されるようになり見事に水痘は激減した。一方、水痘の減少と反比例して大人の帯状疱疹が増えた。先日も左の背中にぶつぶつをつぶした跡が見える。やっぱり帯状疱疹でした。免疫力を高めるには睡眠が重要だとお話しています。今の水痘ワクチンは日本発のワクチンです。日本人には実績があります。あの痛みもう二度とごめん、帯状疱疹になりたくないなら5から7年ごとにワクチン接種が推奨されます。身近な人から痛みを聞いてワクチン接種する人が多い。

湿邪

日本の周りは海。つまり湿気が多い。刺身を日本人は好む、これも湿。その湿気が悪さをするのが湿邪なのです。風邪をくっつくことが多いのも特徴です。湿邪にはどのような特徴があるか。重濁、気機を阻害する、粘滞、下部を犯す、寒化・熱化しやすい、長引きやすい、陰邪である。以上哲学的にのべる湿邪です。水にも良い水悪い水がある。悪い水の一部が湿邪。その他に飲邪、痰邪がある。今の時期の日本は梅雨前線の停滞に伴い湿邪がいっぱい。要約夏めいてまいりました。夏の気候特に7月から8月の気候が来年のスギ花粉の飛散に大きな影響を及ぼすとされている。今日もスギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンをお二人に導入した。花粉症は風湿の邪が体に侵入すると考えている。花粉症の体質改善は舌下免疫療法である。5年間で数百人に舌下免疫療法を行ってきたが今も続くのは100人いるかいないと思う。特にダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎は夏にひどくなるが私はこんなもんやと困った様子がない方が多い。今年は蒸し暑い、湿邪が多い、風邪はいろいろな邪と結びつき病気の原因となる、湿は熱や寒と結びつく。風邪は百病の長といわれます。風が吹いて飛ぶのが花粉です。夏の間に来年の春に飛散するスギ花粉に備えるのは素晴らしいことです。最近は舌下免疫療法のお薬の処方箋もあちこち飛んでいく、調剤薬局からの疑義紹介があちこちからくる。夏休みだからスターバックスもサンマルクカフェもよく混んでいる

薬剤乱用頭痛

薬剤乱用頭痛にはロキソニンことロキソプロフェンナトリウムなどのNSAIDsや風邪薬、エナジードリンクのようなカフェインが高濃度含まれた飲み物の乱用が大きく関与しているそうです。私も何か痛み止めといわれたら漢方薬、100歩譲ってアセトアミノフェンを処方している、ひと月に10日を3月続けると薬剤乱用頭痛に至ると漢方薬の講演会でお話が出た。漢方の頭痛の講演会で久しぶりに頭痛の話を聞きました、という趣旨の発言をされる医師がおられました、4月から医薬品業界は急速に変化している。POWERPOINTのスライドの資料が配布禁止だそうです、理由は適応外の内容が含まれる。だから出版物の雑誌にも一部適応外の内容が含まれる可能性があるとのことで資料配布禁止だそうです。古典に帰れということだろうか、これでは漢方医学の進歩はストップするかもしれない。他の医療機関で効かないといて受診する方も減少するだろう。これからは西洋医学の病名により漢方薬を選んで処方する時代が来るのか来ないのか。漢方薬で気津液血を巡らせる治療で痛みを散じる治療をしたいだからロキソニン下さいといわれたら出さない。ついでに持って起きたからロキソニン下さいは自由診療の世界です。適応外使用に対して厳しくなっている再発性単純疱疹の再発予防のファムビル以外は予防投与はできない。ロキソプロフェンナトリウムは優しい薬ではないようだ。頭痛はもちろん片頭痛も漢方薬で高価なトリプタンも皆さん減量ができています。

石膏桔梗湯はどこ行った

コタロー漢方製薬には不思議な名前の漢方薬があると講演会で演者さんがおっしゃる。漢方エキス製剤で桔梗といえば桔梗石膏と桔梗湯がある。桔梗と甘草で桔梗湯、桔梗と石膏で桔梗石膏。桔梗石膏はなぜ生薬の量が少ない桔梗が前に来るのか。量的に多い石膏が後ろなのか。麻黄湯は麻黄が主役だから麻黄湯のなったらしい。桔梗石膏ではなく石膏桔梗湯では何がいけないのか。こんなこと考えるのは賢い人だけです。また葛根湯辛夷川芎の川芎が先か辛夷が先か。コタロー漢方製薬以外は葛根湯川芎辛夷コタロー漢方製薬のみ葛根湯辛夷川芎。コタロー漢方製薬のみ葛根湯辛夷川芎なのは最初に販売したのがコタロー漢方製薬そのあと偉い先生が葛根湯辛夷川芎と名付けたので他社のものはそれにならって葛根湯川芎辛夷のなったそうです。という話を講演会で効きました。エキス製剤の一部の番号が異なるのはなぜか。私にはわからないことがいっぱいある。

更年期障害

更年期の女性45歳の誕生日から60歳の誕生日の前日まで保険でプラセンタの注射を更年期障害に行っています。かなり効果を上げています。どうもプラセンタ注射のほうが漢方薬よりも人気があります。仙頭正四郎先生が昨年から始まったエキス漢方ZtoAの中で盛んに唱えられているのが奔豚気です。腎からまっすぐに突き上げるというのが奔豚気だそうです。肝気うっ滞から化熱して腎気をあおるもの腎に潤いがなくなること、格陽、戴廱などいろいろな病態がほんとん気に当たるようです。奔豚湯でないと直せないのかなあと思ったがコタロー匙クラブの薬が有効な病態が奔豚気だそうである。ただし五苓散も有効だそうです。苓桂朮甘湯の朮を○に変えると苓桂○甘湯になります。○にはいろいろな生薬が入ります。系統中医学では奔豚湯は登場していません。エキス漢方ZtoAで盛んにお話されています.ZtoA実践から基礎へ。普通はAtoZです。基礎から実践です。金匱要略に奔豚湯がある。エキス漢方では苓桂朮甘湯の重要性について学んだ。りょけいじゅつかん湯プラスアルファで慢性の頭痛や片頭痛に最近効果が上がっている。更年期障害でほっと暑いのでフラッシュが多い。

眼圧

眼圧は目の固さ、水がどれだけ溜まっているか。眼圧と血圧は無関係です。眼圧が高いと緑内障になりやすい。日本人の緑内障の7割が正常眼圧緑内障です。眼圧の正常値は21mmHg未満です。誰が正常値

サモン療法

サモン療法とは入院しないと導入できないサムスカを外来での利尿やにアドオンする治療です。サモン療法は点滴のルート確保が必要なく看護師に人気ジェネリック医薬品が多い今の時代が以来の処方薬を使えるから薬剤師にも人だそうです。7月初めのお話です。姫路市の病院にご勤務されていた循環器の先生が大塚製薬姫路営業所発のWEB講演会をされるというので参加した。サモン療法って何?サムスカアドオン療法実はこの先生に一度診察していただいたことがあります、負荷をかけて心臓の検査をしていただきました。異常なしといわれた。大塚製薬姫路営業所は今は駅前のとても便利。かつては岡田あたりに位置していた。利尿剤しかなかった心不全の治療にサムスカ錠は心不全の世界に新しい風を巻き起こした。一錠が2500円もする。しかも高ナトリウム血症による意識障害を危惧して導入のたびに入院が必要である。実は下腿浮腫引かない患者さんがサムスカ錠でよくなった、凄いと思ったが今はご来院ではありません。心不全のお話を聞く機会が最近増えました。一つはサムスカ錠、もう一つは高脂血症です。循環器内科で脂質異常症のお薬を研究されることが多くなっています。珍しく19時に終わった。

無給医

今日から実質夏休みが始まる。無給医問題というのが急に発生した。私も眼科に転科して当直費以外1年無給だった。家賃も出ないがそれは当たり前と今でも思っている。最低賃金を下回るのが研修医でも当たり前だった。K医科大学で過労死問題が生じてそこからどんどん研修医は労働者であるとの解釈になっている。そして当直医問題は一向に進まない。当直は軽作業であると昔から認識されており当直には労働基準監督署に届けがいる。看護師業務は夜勤で8時間の労働が終われば拘束が説かれる。医師は当直だから翌日も通常業務で48時間後に拘束が説かれる。N病院の産婦人科医の宅直問題で最高裁判決いわゆる3審が出たのに世の中が変わらない。卓直は私は却ってしんどいいつ重症の本当の医療が必要な人が舞い込むかもしれない点で当直と何ら変わらぬ精神的負担がある。参議院選挙が終わった。梅雨で多くの方が体調不良の中での選挙選挙運動で戦われた方の体調管理は大変だ。不確実性の時代といわれたが何が起こるかわからないことが当たり前になっている。