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Authorized GENERICとフェキソフェナジン塩酸塩

Authorized Genericとは先発メーカーから許可を得てつまり特許権をの許諾を受けて発売されるGENERIC医薬品です。一方Auto Genericは先発製剤と原薬、添加物、製造方法が全くどういつのGeneric医薬品です。日医工が発売しているフェキソフェナジン塩酸塩錠はAuthorized Genericです。フェキソフェナジン塩酸塩錠「sanik」はサノフィアベンティスをはじめとするサノフィグループから日本でのアレグラ錠の特許権を日医工が取得し原薬、添加物、製造方法が全く同じである製品です。つまり、OEMのようなものであり先発メーカーが特許権を許諾した唯一の製品です。抗アレルギー薬のアレグラ飲むならフェキソフェナジン「SANIK」は全く同じものを安く飲むことができるのです。薬剤師さんも安心してお勧めできるのがフェキソフェナジン塩酸塩「SANIK」です。調剤薬局さんもジェネリック率35パーセントの大きな味方がフェキソフェナジン塩酸塩「SANIK」です。つまりサノフィから日医工が購入しているようです。アレグラのジェナリック医薬品はフェキソフェナジン塩酸塩飲むなら全く同じもですよ。

スギ花粉の舌下減感作療法講習会での質問など

現在SCITをしている人はSLITにかえてほしいとおっしゃると思います。必ず出る意見です。現在のSCITの方がSLITより効果があるはずです。SCITからSLIT変換は治験で行われていないため不明だそうです。SLITのリスクは普通の薬と変わらないからエピペンは処方しないのが原則です。RASTが陰性のスギ花粉を疑う患者さんへの適応はどうするか?まず初めはRAST陽性の患者さんから舌下免疫療法を行います。SLITの治験を受けた人は約1000人。12歳の子供には掃出し法か嚥下法どちらを進めるかという質問です。欧米では嚥下方だそうです。わざわざ吐き出す必要はないという考えです。ダニの舌下免疫療法の治験では国内で食道炎の報告があります。掃出し法の方が安全かもしれない。ここからは質問とは関係ありません。アナフィラキシーショックに対する基本治療はアドレナリン・輸液・酸素吸入です。SLITの初回は院内で30分経過観察します。アナフィラキシーの症状は皮膚粘膜症状は90パーセント呼吸器症状は50パーセント、循環器症状は30パーセントの順になっています、ダニの舌下免疫療法は治験中、韓国は以前体にもやってると何処かでいってましたよ。禁忌はβブロッカー使用中?点眼薬はどうなるのでしょう。ACEinhibitor使用中、妊娠中、全身へのステロイド薬の使用、急性感染症、気管支喘息、重篤な疾患などとなっています。最後に継続して治療を続けるコツは受診することだそうです。面倒くさいから家族が来るとかもちろんこれは無診療投薬ですよ。たくさん出してという人は続かなかったそうです。

日本アレルギー学会大盛況でした

昨日日本アレルギー学会に出席いたしました。当直が入っていたため10時まで診療。8時30分スタートで診療を始めました。保険診療以外に20人近くインフルエンザの予防接種の方が見えました。先週と同じく10時46分ののぞみでしたが新幹線の自由席混んでました。先週と同じく新大阪まで自由席で立っていました。皆さん何処に行かれるのでしょう。さて学会場に到着して!ネームプレートがない?たくさん参加されたようでネームプレートがないので後日郵送しますとのことでした。こんなにたくさん参加者がおられたことには二つ理由があります。ひとつはスギ花粉の舌下免疫療法の薬を入手するには耳鼻科学会かアレルギー学会の講習会に参加しないといけないことが決まっていること。二つ目は秋のアレルギー学会が今年で最後になります。来年からはパシフィコ横浜で行われる1000人規模の講習会に2日休診にして参加しなければアレルギー学会専門医が更新できなることこの二つの理由から参加者が殺到したと私は考えています。18時には舌下免疫療法の講習会が終わりました。またまたタクシー乗り場が大混雑でした。これで杉花粉の舌下免疫療法が始まれば私のクリニックでもスギ花粉の舌下免疫療法が行えます。アレルギー学会は五年間で10回行われる総会に3回以上の参加かつ春と秋の両方に参加しなければなりません。