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緑内障患者さんの禁忌薬

緑内障患者さんの禁忌薬は大雑把に考えて抗コリン薬と血管拡張薬が挙げられます。700から800もの薬が緑内障禁忌と記載されているそうです。血管拡張薬とは狭心症の薬が挙げられます。抗コリン薬は胃カメラの前のブスコパンや過活動性膀胱の治療薬などです。OABつまり過活動性膀胱に対する薬が新たに出るそうです。新しい過活動膀胱の薬の名はファイザーからトビエース錠です。トビエース錠の禁忌事項の一つに「眼圧が調節できない閉塞隅角緑内障患者」との記載があります。ここまでの記載は今までの禁忌事項にはなかったはずです。過活動性膀胱の薬には抗コリン作用があります。抗コリン作用は膀胱収縮が抑制されたり消化管蠕動を抑制します。抗コリン作用で心疾患も悪化します。過活動性膀胱はなぜ女性に多いのでしょう。勉強します。ドライアイが中年以降の女性に多いのは更年期を迎えると女性ホルモンが減少すること関係するようです。マイボーム腺はアンドロゲン依存であることに関係します。閉塞隅角緑内障のアタックも女性に多いはずです。なぜなのでしょう。かなりの性差があったはずです。たしかに浅前房は女性に多い。

新眼科診療アップデートセミナーと託児室

京都で行われていた眼科診療アップデートセミナーは10回を持って終了しました。眼科診療アップデートセミナーは宿泊費とは別に参加費つまり会費3万円と高価ですが大変人気を博した会でした。眼科診療アップデートセミナーは10回で終了予定でしたが世話人の方のご尽力で今年から新眼科診療アップデートセミナーが始まりました。アップデートセミナーは三月二日から三日にかけて行われました。パワーポイントのスライドがカラーでいただけるのがセールスポイントのひとつです。昨年まで一円台20分でしたが25分に延長されました。3月3日は朝8時から講演でした。朝7時30分に受付しましたが結構人がいました。女医さんが多く参加するのがこの会の特徴です。当然託児室もあります。そして世話人の眼科教授の名司会で手際よく時間通りに進行してゆきます。あっという間に終了です。女医さんが参加しやすいようにポピンズさんの託児室も人気でした。小児の患者さんが減っても「イクメン大好き」な私も小学校6年生まで託児室にあずかっていただけたので子供づれで参加しました。オセロやチョコレートのパズルなどいろいろ楽しんだと報告書までいただきました。4月の日本眼科学会は託児室が小学校入学までのお子さんが対象なので残念ながら子供を連れての参加とはいきません。女性医師の多い眼科学会です。まして眼科専門医の更新には5年間で一回の日本眼科学会への参加が義務付けられています。日本眼科学会でも託児室の対象年齢を拡大していただきたいものです。

物騒な世の中です

ちょうどひと月前このクリニック近くで強盗事件があったことはご存じだと思います。風呂に20時ごろ入っているとガラスを医師で割る音がした。あわてて服を着用して出ていくと犯人にと鉢合わせになりました。犯人は台所で包丁を物色しており手には包丁を持っていたようです。掴み合いになり「お金は出します。助けてください」と必死でお願いしたそうです。そして必死で包丁を奪い取ったそうです。それから怖いが財布に入っていた結果的に5000円を渡して家から追い出したが「5000円やないか」「もっと出せといったそうです」さらには「タオル忘れとーやろ、出せ」と叫んだそうです。首には皮下出血の跡が残っておりました。このような怖い話がわたくしの身近で起こりました。念のため申し添えますがわたくしは犯人では決してありません。こわかったでしょうね。一つ目の問題点は格子がガラスに入ってなかった事、二つ目はペアガラスではなかったこと、三つ目は網戸がつていなかったことなど石でガラスが割れて侵入のきっかけができたことです。「他山の石」私のクリニックもセキュウリテイは万全のつもりが玄関前に動物の糞が朝出勤するとされています。お隣のスーパーと同じ警備会社ですが油断大敵です。大けがをされてました。