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1000万円

1000万円あったら何をしますか?私は眼科の器械を購入することにしました。今日、注文しました。今月末に納品予定です。たまたま器械が壊れたので一緒に買ったら安くしてもらえるかなあ。そして研修医時代私は放射線科、眼科で研修医をされていた女医さんから電話があって相談され一緒に買ったら安くなるというので夢を持ちました。私のクリニックの会計事務所は近畿に医療機関200件弱を顧問先として持っていてしかも眼科に強いようです。相談したところ「やめときなさい」と言われました。診断つけてもどうせ紹介状書いたら終わりでしょということです。確かに夢を追っているかもしれません。私は仕事以外何も趣味がないので。車もペーパードライバーだし衣服も医師には見えない格好かもしれません。愛車の自転車も普通の自転車です。もっといいやつ買ったらよいのにと言われますが今ので十分です。今日来た患者さんにも「お待たせしてすみません」というとアンタは要領悪いと言われました。その患者さんは10年以上来てくださっています。ありがたい忠告と思い御礼を申し上げました。言いにくいことを言ってくださる方はありがたい患者さんです。確かに元を取れない器械に1000万円投資してなんになるといわれたら返す言葉がない。もう戻れない。

学習能力と花粉症

子供さんの花粉症の薬はどんな基準で選んでますか?私は「眠くないか?だるくないか?」を重視しています。インペアードパーフォーマンス二ついて以前記載したことがあります。眠くならずだるい位の状態です。つまり花粉症でだるいか薬でだるいかわからない状態です。例えば第二世代抗アレルギー薬の中でオロパタジンの細粒も2回飲むところを一回にしたり0.5グラムのところ0.3グラムにしたり工夫しています。オロパタジン0.5グラムは錠剤にすると5グラムです。つまり1錠です。オロパタジンの点眼液がパタノール点眼液です。オロパタジンは非鎮静抗アレルギー薬に分類されていますが眠くなる人は多いと思います。第二世代抗アレルギー薬の中でセチリジンは非鎮静には分類されていません。第一世代のポララミンやぺりアクチンなどはREM睡眠を傷害します。学習にとってインぺアードパーフォーマンスは大きな障害です。子供は一生懸命勉強しようと思っても妨げるのがインペアードパーフォーマンすです。眠たくないだけでなく本人が自覚できないインペアードパーフォーマンスから子供を守りましょう。第一世代の抗アレルギー薬は血液脳関門を通過しますすると頭に影響します。中枢神経抑制でパーフォーマンスが低下します。第一世代の抗アレルギー薬は安いが抗ヒスタミン効果は第2世代と同等です。然し運転にも適しません。以前鉄道関係の運転手さんが眠くなるから鼻炎は辛抱するといわれていました。子供の学習に大きな影響を持つのが第一世代抗ヒスタミン剤です。ヒスタミンは脳の神経伝達物質です。