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学習能力と花粉症

子供さんの花粉症の薬はどんな基準で選んでますか?私は「眠くないか?だるくないか?」を重視しています。インペアードパーフォーマンス二ついて以前記載したことがあります。眠くならずだるい位の状態です。つまり花粉症でだるいか薬でだるいかわからない状態です。例えば第二世代抗アレルギー薬の中でオロパタジンの細粒も2回飲むところを一回にしたり0.5グラムのところ0.3グラムにしたり工夫しています。オロパタジン0.5グラムは錠剤にすると5グラムです。つまり1錠です。オロパタジンの点眼液がパタノール点眼液です。オロパタジンは非鎮静抗アレルギー薬に分類されていますが眠くなる人は多いと思います。第二世代抗アレルギー薬の中でセチリジンは非鎮静には分類されていません。第一世代のポララミンやぺりアクチンなどはREM睡眠を傷害します。学習にとってインぺアードパーフォーマンスは大きな障害です。子供は一生懸命勉強しようと思っても妨げるのがインペアードパーフォーマンすです。眠たくないだけでなく本人が自覚できないインペアードパーフォーマンスから子供を守りましょう。第一世代の抗アレルギー薬は血液脳関門を通過しますすると頭に影響します。中枢神経抑制でパーフォーマンスが低下します。第一世代の抗アレルギー薬は安いが抗ヒスタミン効果は第2世代と同等です。然し運転にも適しません。以前鉄道関係の運転手さんが眠くなるから鼻炎は辛抱するといわれていました。子供の学習に大きな影響を持つのが第一世代抗ヒスタミン剤です。ヒスタミンは脳の神経伝達物質です。