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予見できない長期処方

4月1日からお薬の処方箋の下の方の欄が変わっているのをご存知ですか?残薬の確認が必要になっています。そして後発品変更不可の印を押すには理由を記載することが必要です。さらには処方箋には記載がありませんが一枚の処方箋で後発品がるお薬を二つ以上一般名処方すると3点になります。後発品があるお薬を一般名処方すると患者さんが薬剤師さんと相談の上薬を選ぶことができます。湿布を多く出せなくなっています。F400処方箋料のはなしですが、残薬管理に関して30日を超える処方が制限されることになりました。要するに200勝以上の病院では開業医と連携し30日以上の処方つまり予見できない処方はしないように、夜間無人の無床診療所で30日を超える期間の処方をおこなうときには患者さんが当該医療機関にいつでも連絡が取れることが求められています。診療報酬改定で処方箋の様式が変わりました。残薬確認を調剤薬局が行います。私は余っていないか丁寧に効いているのでまとまった残薬はないと思います。小泉内閣の規制緩和が行き過ぎている。それが少し元へ戻っている感じがします。残薬管理は医療費削減につながると思います。

イフェクサーSR

ファイザーのイフェクサーSR発売記念講演会が終わりました、朝9時30分から13時まででした、ネットで新宿の都庁のお隣の京王プラザホテルからの中継です。東京へ行けるのは県で数人のことが多い中でネット配信していただければ助かります。医師が見れば何よりも患者さんのためによいことです。イフェクサーSRはSNRIですが低用量ではSSRIのような効果があるそうです。イフェクサーはFDAが認可した低分子薬なのに日本では臨床治験が長引いた、その不安感を払しょくする意図が見られました。世界90か国ではつばいされているそうです。もともと合併したワイスの薬でしたが日本では第二相P2後期試験がよかったので容量反応に成功し余りの結果の良さに第三相P3を飛ばそうとして厚労省やPMDAと交渉したことにより二年のロスたアイムがあったそうです。また当初IRであったものがSRつまり徐放剤になり副作用軽減など優れた財形になったそうです。2011年よりファイザー社の努力で一気に発売となったそうです。サインバルタが線維筋痛症から腰痛にも使えるようになり抗うつ薬の処方が増えそうです。さらにはSSRI覇者抗不安障害にも使えるようになりました。昨日は漢方、きょうは抗うつ薬よく勉強できました。しかし昨日は自宅へ帰ったのが22時半姫路城のブルーのライトアップがまた見えました。