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長時間作用型睡眠薬

睡眠薬にお扱いが4月から少し変わった。3月に通達が出たらしい。非ベンゾジアゼピンやベンゾジアゼピンとは作用機序が異なるスポレキサントとラメルテオンが睡眠剤としてカウントされるようになった、さらには3種類の睡眠剤を処方すると処方箋は処方箋料を減算です。睡眠時間はは25歳で7時間45歳で6・5時間、65才では6時間と年齢とともに次第に短くなります。成長しない年齢では睡眠は必要なくなるということでしょうか。概日リズム睡眠障害は体内時計の乱れです。つまり眠る力の低下です。ベンゾジアゼピンと非ベンゾジアゼピンでは受容体は同じです。つまりGABA受容体に働きます。筋弛緩作用は非ベンゾジアゼピンのマイスリーはありませんあるいは弱い。常用量依存、高用量・多剤併用など非ベンゾジアゼピンもベンゾジアゼピンと変わらぬ悪さをします。ベンゾジアゼピンで最悪はデパスです、身体科で3mg分3で処方されると依存になりやすい。筋肉がほぐれて楽になる。やめられない。だからデパスには0・25mgの剤型追加になった。ベルソムラの低量が一番無難、ロゼレムはコストパーフォーマンスが悪すぎる。