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中医学がISOは困る

東洋医学にはいろいろな伝統医学があります。韓国の韓医学・日本の日本漢方そしてISOで国際標準を目指す中医学、ODAでいまだ多く資金がが日本から中国にわたっている。その資金が中医学を国家事業として国際標準化するのに使われていると思うと悔しいものがある。だからというわけではないが日本東洋医学会の漢方専門医の更新で条文がないと症例報告できないような良い見本というものが作られた。中医学のISOは困る、なんといっても略字がISOになるのです。国際的に英語の論文でないと意味がないのが普通です。中国語の略字が論文としての価値があるのは困る。痰飲は東洋医学の言葉です。気・血・津液の津液は日本漢方の水です。水の異常の一つの表現が痰飲です。正常な水が津液です。津は皮毛・肌膚・目・鼻・口などを滋潤する。液は臓腑・骨髄・脳・関節を需養する。津と液に分けても薬は変わらないようです。体がだるいと漢方診療において問診票にチェックが入る人も津液代謝に異常を有する。油っぽいものをとると運動不足になると痰湿が体にたまる。すると体はおもだるい。日本はまわリが海だから湿が多い。