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両目のめばちこに漢方薬

加味帰脾湯が大変有効でした。めばちこは関西、ものもらいは関東、眼科では麦粒腫と言います。医者の不養生で10月に急病センター2回、当直10回は行かないが5回では済まない。ああ疲れたと思ったら兵庫県眼科医会総会とコンタクトレンズ販売管理者講習会が重なりどうしても県医師会館へ行かなければならなかった。朝からゴロゴロやばいと思っていました。次の日はひたすら寝てました。しかし一向に良くなりません。PK/PD理論でれボフロキサシン点がを頻回点眼しても意味がないことは分かっているが早く治したいのは眼医者も同じ頻回点眼したが一向に効かない。10日かかっている。以前からめばちこの方には補剤を追加していた。私自身補材だけではブドウ球菌という邪を元気にするのでは思っているそこで私が服用した漢方薬は加味帰脾湯でした。朝から倍量投与です。かなり元気になりました帰脾湯に柴胡と山梔子を加えたら加味帰脾湯です。柴胡は辛涼解表山梔子は熱をとるめばちこにぴったりです。後は八珍湯が骨格です。遠志、大棗、木香、酸棗仁、竜眼肉と安神心が落ち着く生薬が並んでいます。一日でかなり良くなった。クロマイつまりクロランフェニコールは再生不良性貧血で眼科以外で使われなくなっています。MRSAにも有効です。更にはレボフロキサシン点眼1.5パーセントがジェネリックですが手元にあったので使用しましたが全く無効でした。今は加味帰脾湯でポカポカしています。

FNシリンジ27G

テルモのFNシリンジ27Gはシリンジつまり注射器に27Gの細い針がついています。FNシリンジはというか注射針と注射器が一体です。つまり、離れることがありません。FNシリンジは27G針がシリンジに埋め込まれています。問題は小さな子供の接種の時です。今日もこの子賢いから大丈夫、一人でできますといわれました。しかし6歳です。最近は保護者の方は見ているだけの方が多い。だから小児科にはスタッフが多い目に配置されています。インフルエンザは痛い、特に注入時は痛い。誰でも大人の方でも顔をしかめる。どんなに賢い子どもさんでも危険を伴う。一度経験しましたがお母さんhじゃ知らん顔腕をしっかり固定したつもりがが針だけが腕に残った。私が悪いことになったがお母さんも協力してよ小児科にはたくさん資格がないスタッフを抱えるところが多い。抑える仕事って大切だと思います。職員の固定次第でどうにでもなります。昔ルンバールを西川病院でしたとき脳外科出身の看護師さんがついてくれたらとても気持ち良くルンバールつまり腰椎穿刺ができた。介助者の力は大きい。おとなの方には25Gのツベルクリン用の注射器を用いています。太い針を用いた方が注入時の圧が減り痛みが緩和されます。女性ばかりの職場少ない方がトラブルが少ない。

漢方薬は本当に有効か

漢方薬にするかサプリメントにするか悩まれること多いですよね。結構眼科領域ではサプリメントが多く普及しています。おそらく、それは加齢黄斑変性症の委縮型にはサプリメントの処方が有効と言われているからです。アンチエイジング学会では眼科は活躍しています。漢方薬が効かないときの考え方ですがもともと難病で治療法がない疾患の場合、漢方薬の服用量が少ない場合、処方が誤っている、診断が間違っているときなどが考えられる。更に漢方薬が効いたと思う時には本当に有効であったとき、そろそろ自然に治る時期が来ていたとき、放置しても治る病気である時などが考えられる。色々なことが治ったときも治らぬ時も考えられる。漢方薬でも試してみようと思われる方はまず薬局の漢方薬を試されるとよい。なぜなら高いから医療用漢方製剤が安くていかに有効か理解しやすいからです。医療用漢方製剤は格安です。更に保険がききます。薬局で販売しているものに比べて医療用漢方製剤は濃度が濃い。絶対に濃度が濃い。生薬の配合量が多い。せんじ薬は逆ザヤが増えています。売れば売るほど赤字という生薬も多い。