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第63回アレルギー学会秋季学術大会

アレルギー学会専門医も更新には春と秋にあるアレルギー学会に5年間で3回参加しないといけません。眼科専門医でアレルギー学会専門医を有する医師は全国で約20人しかいませんその一人が私なんですよ。専門医認定機構が要求しているアレルギー学会専門医は自分の基盤診療科は重症も対応するその他の基盤診療科のアレルギー疾患は中等症および合併として治療を実施できる。非専門医師に対しては知識としてコンサルテーションすることができるレベルにあると記載されています。アメリカ型のアレルギー専門医の養成をいかにするかがアレルギー学会船も医に期待されています。急に5年間で春か秋に3回参加すればよいものが空きも春も最低一回は参加しないといけなくなったから休診にしてアレルギー学会に参加することになった。すでに春は3回参加していたのになあ。まあスギ花粉症の舌下免疫療法の講習会があるからインフルエンザの予防接種にお越しの方にはご迷惑をおかけしますけど来年6月位にはスギ花粉症の舌下免疫療法がおこなわれるでしょうから仕方がない。学会費17000円と講習会が3000円、交通費が約3万円宿泊は迷っています。専門医を維持しても診療報酬に反映されません。最終でも帰ってきて子供の勉強しごかないと妻に怒られそうです。

1日使い捨て遠近両用コンタクトレンズ

1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズはLASIKみたいに100点満点を目指すものではありません。現在日本で使える1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズは3社から出ています。臨床眼科学会で1日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズであるクーパービジョンのPROCLEAR1dayのフェアウエルセミナーに参加しました。新素材PCハイドロゲル素材を使用しているそうです。今までのワンデイレンズと同じ合わせ方でよいそうです。梶田先生の話では遠近両用だがシリコンハイドロゲルレンズと同じ価格で販売しているそうです。そして第4回アジアメデイカルコンタクトレンズセミナーでは塩谷先生にCIBAのMUTISTAGEという遠近両用の一日使い捨てレンズについての講演をお伺いしました。低加入度のレンズで対応するのがよいそうです。昔から言われていますが加入度を上げてもコンタクトレンズはメガネと異なり見え方の満足度が変わらない。コンタクトレンズの使用経験がある40歳から50歳代、近くが見えず不満がある、若い時から使用しているコンタクトレンズに不満があるこのような人に向いています。シードコンタクトレンズは一部日本群馬県で作っており東北の震災のようなことに備えて海外でも作っている。実際は人件費やコストの問題で海外で作っているそうです。現在クーパービジョン、CIBA,SEEDの三社から一日使い捨て遠近両用ソフトコンタクトレンズが出ています。クーパービジョンとぢゅお版でおなじみノバルテイスのCIBAは外資です。まずソフトコンタクタクトレンズの遠近両用は視力が気になる埃が落ちている時なるそこら汚い時なるような神経質な方のは向きません。許すという概念が必要です。コンタクトレンズ検査料と再診療で810円という人には絶対向きません。よく言われるのは近くも遠くも見えない。これが実態です。先日も遠近両用コンタクトレンズを反対に入れてこられた方がおられました。ご本人様は全く気付いていなかった。まさにこのような人つまり生活に困らなかったらよしという人にピッタリです。運転をしない人の方が良い。私はコンタクトレンズ推進派ではありません。一日使い捨てワンデイ遠近両用コンタクトレンズはわたしのところにはおいてません。メガネの方が良質の視力を得ることが可能です。