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屠蘇散

昨年も取り上げましたがお正月に飲むお屠蘇は漢方薬です。屠蘇散と言います。屠蘇散は中国から入ってきたようです。日本で日本人の体に合うように変更されています。烏頭つまりトリカブトと便がよく出る大黄は除き、蒼朮、桔梗、蜀椒、防風、桂皮からなります。以前は漢方メーカーさんが下さっていました。大黄が入れば下痢する人でる。烏頭なんて使えばドキドキ同期を起こす人がいる。蜀椒は山椒です。花椒とも言われます。最近は公正取引委員会の縛りが出てきているようでお屠蘇も自分で購入する時代です。。漢方メーカーさんに尋ねても年末には屠蘇は完売するようです、防風,桂皮は風邪の予防薬です。桔梗はのどの薬です。蒼朮や白朮は胃薬です。なかなかよく考えられた処方です。お正月には屠蘇散を飲みましょう。

作業主任者

エチレンオキシドは特定化学物質2類に分類されます。そうなると各医療機関に作業主任者が必要となりました。労働会館で二日の講習を受け試験を受けました。さらには医師免許があれば作業環境測定士にはなりやすい。筆記試験免除です。わたしは労働衛生コンサルタントと作業主任者さらに作業環境測定士の3つの資格を有しています。ひめじでこの3つを有する医師はおそらく私だけでしょう。作業環境測定士は2種しか有していません。一種もとりたかったが時間がありません。どこか大企業で専属産業医をしたかったがパソコンに弱いのと漢方やアレルギーそして眼科の臨床から離れるのが怖いので開業医でいます。パナソニックの産業医になりたかった。統括産業医の先生に労働衛生コンサルタント試験の時お世話になり相談しましたが私には人事権がないんだよと言われました。よくブログで誤字のことをご指摘いただきます。実はパソコンよわいんです。ドライアイ作業主任者を取得したのは病院の有害業務に滅菌作業で用いるエチレンオキシドがあります。今はオートクレーブが人気で主流です。しかし、エチレンオキシドだと低温で滅菌できるためとても便利でした。特定化学物質は発がん性がある物質という意味です。しかし、エチレンオキシドは発がん性がある特定化学物質に認定されました。それでエチレンオキシドは病院の有害業務の扱いを受けるようになりました。作業主任者は姫路でとれます。スシロ-にはじめていったのは作業主任者の講習会でした。

桜木町ワシントンホテル

あと一週間でパシフィコ横浜で臨床眼科学会です。桜木町のワシントンホテルのキャンセル待ちをしています。昔眼科に転科したわたしに大役が回ってきました。パシフィコ横浜の眼科手術学会で入局一年目のわたしが演者として発表したことがあった。研修医は終わっていましたので無給の研究生です。眼科における三大学会で入局一年目が演者になるなんて異例の抜擢です。しかし無給なので質素なつもりがたまたま姫路の眼科開業の先生方お二人と上司と中華街へ連れて行ってもらいました。放射線学会でもパシフィコ横浜で発表させていただきました。あの頃の私は上司に大変恵まれていました。MRIの基礎もろくにわからないし何にもわからないのにLYMPHCYTICADENOPHYPOPHYSISという下垂体腫瘍に似た病気について発表させていただきました。妊婦さんが下垂体腫瘍と間違われ手術を受けることを避けようという画期的な発表でした。これも放射線科三年目での異例な発表でした。論文にすれば医学博士になれるという話を聞きました。さらには横浜での5年ほど前の手術学会では雪が積もって歩けませんでした。これらにおいて泊まったホテルが桜木町ワシントンホテルです。今回の臨床眼科学会も桜木町ワシントンホテルに泊まりたい。歩いていけるから。毎日電話するが全館満室をいただいていますといわれる。やはり前日勝負です。京王プラザホテルの緑内障学会も新宿ワシントンホテル前日取れました。インターネット予約はキャンセルでお金がかかるので?