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私のブログ

私のブログには毎月約6000アクセスある。研修医時代の同級生や元カノも見ているかもしれません。子供のいじめ問題と不登校で始めたブログです。最近兵庫県下のアクセスは60パーセントと低迷しています。以前は80パーセント以上でしたが60パーセントに下がっていると思いましたが元担当のMRさんも見てくださっており大変うれしく思います。また職員とのコミュニケーションに利用しています。わたしは一を聞いて十を知るみたいに病院時代から職員とは接しておりましたので厳しさばかりが目立つ人間ですが最近は職員にも優しく接することができるようになってきたのではないかと思っています。今はこのブログで職員は私が何を考えているか伝わるように利用しています。ご家族にもみていただいているそうです。だから嘘は書けません。お気に入りに入れていただいている患者さんが多いのにびっくりします。実用視力の話も説明しなくともブログに書いてあったとご納得です。病院時代の職員が戻ってきてくれるようお話をすすめています。子育て中なのでそんなに期待してません。子供は急に病気になる。不登校の子供も張り出される上位60番には遠い成績ですが毎日学校へ通っています。うれしく思います。毎日家にいるのは最悪です。

インフルエンザ2012

インフルエンザの予防接種にぼちぼちお越しになってます。自費診療だけ来られると消費税を国から搾取されているような気がします。フルービックHAシリンジにはにチメロサールが入っていないがフェノキシエタノールが入ってませんかという問い合わせの電話をいただきました。阪大微研に問い合わせました。フェノキシエタノ―ルHAシリンジには入ってないそうです。眼科で予防接種?そう思ったらうちはやめた方がよい。むしろ月曜日に医療機関へ行くと悪い菌をもらうという発想の方がお越しになります。つまり医療従事者です。或いは製薬関係の方です。急病センターの薬がなくなる月曜日には感染症のお子さんでどこの医療機関もあふれます。関西では予防接種専門クリニックはないでしょう。そこに私が生きる道があります。ことしはチメロサールフリーのワクチンが今のところ入りにくい。昨シーズンからMSDのインフルエンザワクチンが市場にでています。昨シーズンは相当苦戦したようです。予防接種のワクチンは困ったときの助け合いの精神があります。検定で抗体価が不足すると昨年のように品薄が起こります。鶏の卵で作るのでどうしてもリスクがあります。A型とB型をべつべつにつくり混合するのが今のワクチンです。早く細胞培養法のインフルエンザワクチンが登場すれば検定で抗体価が不足して不足するという事態が起こらなくなる日が来ればよいと思います。

更年期とプレ更年期

更年期とプレ更年期の違いは分かりますか?更年期は45歳から55歳でホルモン分泌の急激な減少による息切れ、ほてり、不眠などがみられること、プレ更年期は30歳代で自律神経のアンバランスにより生活のみだれがみられます。自律神経により表面の血管の収縮や拡張が起こります。代表的なものに冷えのぼせがあります。瘀血は血流異常です。交感神経過緊張による火照る・冷える等は血流が滞ることから生じます。先日顔が真っ赤な40歳代の女性を見た。コタロー黄連解毒湯カプセルを服用していただいたところたちどころに顔をの赤いのが改善しました。漢方薬なかなかやるなあと見直しました。コタローにカプセルがある。黄色の生薬は飲みにくい。苦いんです。カプセルならだれでも飲める。黄連解毒湯に更年期の適応はありませんがのぼせ不眠という言葉が使用目標にはあります。更年期障害で保険が使える処方いろいろありますが保険適応があるというのは一例です。もっと広く漢方薬を使いたいと思っています。実は漢方薬はインチキであるという根拠の一つには製薬メーカーにより同じ名前の漢方薬の保険適応が違うことあげられます。同じ漢方薬でも会社により病名が違う症状名が違う。皆さんご存知でしたか?医療関係の方すみません。患者さんに語りかけています。

眼医者が思うほど点眼していない

眼科には慢性疾患で特定疾患に認定されているものがありません。70歳になると10人に1人の割合で日本人は緑内障です。そして社会的損失も大きいと思われます。緑内障は超慢性疾患である。ドライアイと緑内障は超慢性疾患である。では白内障はというと手術したらおしまいですよ。ところでアンケート調査で眼科医が思うほど几帳面には点眼していない患者さんが多いことが分かってきています。先日ももっと点眼したいといわれ緑内障の薬としては点眼回数が多いトルソププトを処方した人がアレいらんわとおっしゃいました。ドローとしているのがよくなかったかなと思ったが意味が分かっておられなかったようです。緑内障で唯一外来で効果判定できるのは眼圧です。緑内障になれば一生目薬が必要です。しかし、たかが目薬ジェネリックでよいはと思う方も多くおられます。高齢化でジェネリック医薬品を用いることは必要です。社会保障費を減らすには介護保険も高所得層には3割の負担、生活保護や公費医療の方はジェネリックのある薬はジェネリック医薬品で対応するそして最後は丸めや多剤の薬に対する減算しかし製薬会社には厚生労働省の天下りポストもある。財務省とて同じでしょう。大手健保に加入の方への負担に依存するのも限界でしょう、後期高齢者医療制度も限界です。点眼薬のジェネリックは基剤が異なるそれを逆手に取りNPやPFというものが開発されています。更にはタプロスミニ点眼液が登場しました。タプロ隅には少し割高のようです、容器に対する加算がつくからと考えてます。

第一類医薬品

がスター10やロキソニンS錠がスイッッチOTCとして発売されてさらにはインターネット販売がおこなわれコンタクトレンズと同じく安全面よりも価格がすべてという状態を迎えつつある。第一類医薬品はスイッチOTCなどが分類されています。これをインターネットで販売することは合法的という判決が出た。厚生労働省が比較的副作用があるロキソニンSなど一類医薬品に縛りをかけるかどうか検討するうちにビックカメラなどがネット販売が先に打って出ました。ロキソニンはNSAIDsに属します。アスピリン喘息という言葉を聞かれたことがあると思います。アスピリン喘息は決して珍しい病態ではありません。アスピリンはNSAIDsの代表です。ロキソニンでも喘息発作を誘発する可能性があります。ロキソニンはプロドラッグなので消化器にやさしいというだけです。NSAIDsによる潰瘍も起こりえます。きっと健康被害は起こります。ロキソニンで咽喉頭が腫れて呼吸困難つまりアナフィラキシーを起こした人を診たことがあります。過度の規制緩和は慎重であるべきです。がスターで胃ガン発見が遅れると言っていたのは過去の話になってます。

周辺症状ってなんですか

クリニックに頂いた電話はレーザーしてたりして手が離せないとき以外は自分で出ます。ちょっとお伺いしますが周辺症状ってなんのことですか?周辺症状って抑肝散ですか?そうです。周辺症状とは認知症の物忘れそのものではなく異常行動つまり幻覚、妄想、不安、徘徊などをさします。更には興奮状態なども含め8割とか高率に見られるそうです。BPSDって略します。というとよくわかりましたありがとうございますと言って電話は切れた。無料相談所ではないんだけど。抑肝散は2つの会社しか医療用漢方製剤を発売していません。抑肝散加陳皮半夏ならいろいろの会社が発売しています。陳皮と半夏は一つは胃薬の役目があります。性質としては燥性を示します。脾を乾かせるとともに脾気をめぐらせます。昔から系統中医学講座の中で仙頭征四郎先生は陳皮半夏が入った方が使いやすいといわれます。私が分からないのは生薬の数が多いほどマイルドな薬になることそして認知症になるようなご老人が燥性の陳皮半夏を加えるのがよいのか悪いのか?老人はしわだらけつまり乾いています。抑肝散がよいのか抑肝散陳皮半夏がよいのか?どちらがやさしいのでしょう。