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舌下免疫療法の処方箋

舌下免疫療法がいよいよ開始です。シダトレンスギ花粉舌下液による舌下免疫療法の処方箋記載方法についてMRさんに尋ねてみました。処方箋にはシダトレンスギ花粉舌下液などのくすりの用法・用量を記載するという決まりはないそうです。たとえば、ラキソベロンなら5滴からといった記載になります。シダトレンも最初の二週間はきめ細かな用法容量の変化があります。しかし、シダトレンスギ花粉舌下液も詳細を処方箋に記載する必要があるのかないのかはっきりしなかった。やっとわかりました。青色のシダトレンスギ花粉舌下液200JAU/ml、白色のシダトレンスギ花粉舌下液2000JAU/ml一本でよいそうです。用法に対する記載は求められていません。ためしてガッテンでNHKが放送したらどうなるでしょうか?ためしてガッテンは4時間ぐらい収録してその中の一部をNHKが勝手に放送している。スギ花粉のアレルゲン免疫療法薬と記載された1mlのも14日分でよいそうです。インフルエンザに罹患して中断したらどうなるか最初の2週間は特に日々シダトレンの量が変わるので医師との相談が大切です。

最近のコンタクトレンズ診療

カラコンを取り扱うと損をすることが分かった、カラコンの扱いをやめようと思う。最近、ワンデイの乱視用は扱っていないとかソフトのコンベンショナルレンズは扱っていないとか遠近両用は扱っていないとかで他院からまわってくる。コンタクトレンズ診療は損をすることがあるかを示すものです。ドンキホーテで買うからカラコンを合わせてくださいと言われても無理なものは無理です。酸素透過性が低い色を外から塗ったレンズはお勧めできません。説得するのが眼科医の仕事です。カラコンと使い捨てではないソフトレンズを求めてそれぞれ別のユーザーがお越しになりました。カラコンをはめた患者さんがお越しになったら怒ってはいけないという指令が出ています。眼科受診で怒られると思って受診しないため手遅れになる方がおられる為です。先日以前来院歴がある方がお久しぶりに来られカラコンがほしいといわれた。少ないながら在庫していたので持ち帰った。色が気に入らんとかなんとか言われた。はめてそして見せて納得していただきました。ところが色が気に入らんと後日来られた。結局私が損した、カラコンは迎えのドラッグストアへ行っていただくのが一番だと改めて認識した。カラコンは化粧の一部と思っておられる方が多い。しかし、予想以上に角膜障害が多い。角膜内皮細胞が減少しているでしょうね。使い捨てでないソフトコンタクトレンズは製造方法が異なりよい製品ですが補償が問題です。破れたときです。紛失保証はどこにもありません。それからケア用品です。ケア用品は開封したら他の人は使えません。だから購入いただいています。先日、ケア用品の料金だけいただきますと言ったら後日皿のままで返品に来られました。ケア用品と交換でお金も当然返しました。こんな人に限って角膜内皮細胞が減少している。長期にわたり定期受診されている方には角膜内皮細胞を無料でサービスしています。