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PK/PD理論と眼科

PK/PD理論は抗菌薬の使用方法をかえた。PK/PD理論に基づき抗菌点眼薬の頻回点眼は行わなくなっている。昔のようにクラビット100mgを三回服用するのではなく、クラビット250mgを2錠まとめて一回、またはクラビット500mgを一回服用します。クラビット点眼液も0.5パーセントから1.5パーセントに変わりつつある。わかりやすく言うとクラビットは時間依存性ではなく濃度依存性である。頻回点眼は時間依存に基づいています。濃度依存性は一日一回で大量投与します頻回点眼を、しても仕方がないという考えです。アモキシリンなどと並びクラビットはBIOAVAILABIRITYが高い抗菌薬です。点滴ができないルートが取れないときはBIOAVAIRABILITYが高い抗菌薬を用いることになっています。私の父親の抗菌薬を用いるときも内服ではグレースビットとかを2から3日使います。広域の抗菌薬を長期使うとしばらく培養結果がRで帰ってきます。Sになるには時間がかかります。療養型病棟ではクラビット500がないかられボフロキサシン100を5錠投与している。抗菌薬の考えが変わっている。膀胱炎ならグレースビット2日で行ける。ペニシリンもクラバモックスという高濃度製品が以前からある。いちご味私は美味しいと思ったが子供には苦味が残るようだ。