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給食

給食はありがたいものである。栄養のバランスやどのようなものをどれくらい食べるとよいか示唆してくれる。病院の当直で感動するのは給食です。例えばきゅうりの酢の物がでればきゅうり一本ぐらい入っています。サバの塩焼きが出ると満腹感がない。なぜなら、青魚には予想を超えるカロリーがある。昨日血統治が204の方がいた。HbA1cを追加でオーダーすると6.4でした。患者さんは分かりやすい発想の持ち主です。青魚が空に良いと聞くと毎日毎日青魚です。乳製品が必要と聞くと牛乳とヨーグルトの両方を毎日摂取します。いくら骨粗鬆症にカルシウムと言っても牛乳一本かヨーグルト一杯が一日量です。更に目に良いと聞きブルーベリーのジャムが載ります。面白い発想の方です。ご指導申し上げると必ず是正されています。しかしまた何か偏りができます。こんな食事指導できるのは今だけでしょう。将来は今のアレルギー世代が生活習慣病で入院するようになる。アレルギーの有無が重要になる。病院で誤食したらどうなるだろうか?インシデントレポートや医療事故報告書が必要になるでしょうね。今の病院給食の作成は大概ややこしい。