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牡蠣

カキの貝殻が牡蠣と書いてボレイと読みます。柴胡竜骨牡蠣湯と桂枝加竜骨牡蠣湯に竜骨・牡蠣は配合されています。柴胡加竜骨牡蠣湯には本来鉛が入っていたそうです。今の時代「カキ」といえばノロウイルス感染症が頭に浮かびます。二枚貝の代表がカキです。ぼれいにはカルシウムが多く含まれています。したがって重鎮安心薬に分類されます。安中散は大正漢方胃腸薬に含まれています。安中散と芍薬甘草湯で大正漢方胃腸薬です。安中散のなかのぼれいは制酸作用を期待しています。ぼれいの生薬としての作用は鎮静作用、収斂作用、軟堅散結作用そして制酸作用を有します。昨日、赤穂の生ガキをおそらく10年ぶりくらいで生で食べました。ノロウイルスが怖くて食べたことが最近ありませんでした。おいしかった。保健薬局でこの話をしたら女性薬剤師からそんなこと思って食べたらおいしくないでしょうと言われたがとてもおいしかった。とてもおいしかった。医者の不養生と言われず良かった。かきは漢方ではぼれい肉というそうです。かきはMILK OF CALCIUMです。

ドライアイと炎症

シェーグレン症候群は涙腺や唾液腺を標的臓器とする自己免疫疾患です。関節リウマチ等膠原病に合併するものは二次性シェーグレン症候群とされています。シェーグレン症候群はリンパ球性炎症です。ドライアイは炎症です。だから胃炎の薬であるムコスタ点眼液が目の炎症であるドライアイに有効との考え方です。アメリカではドライアイは炎症でシクロスポリンのみが薬として用いられているようです。その他の点眼薬は薬ではなくドラッグストアで買えるものだそうです。日本で用いられている目の水分補給の薬はアメリカでは主薬ではありません。日本から世界のドライアイ治療をかえようとドライアイの権威といわれる医師が切磋琢磨されているようです。逆に申し上げると話題のムコスタ点眼液、ジクアス点眼液はどのように使うか?まだわからないことばかりです。上輪部角結膜炎や酒さ、コンタクトレンズのドライアイには摩擦が関与すると考えられるようになっている。摩擦は炎症そのものです。ここでいう炎症は広い意味での炎症です。