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スギ花粉症と温病

花粉症は温病か傷寒か?議論は尽きません。そもそも日本は鎖国の影響で温病学が入ってこなかった。暖かくなればなるほど温病学の影響があると思います。今年は寒い感じがしますがいつになれば暖かいと感じるのでしょうか。寒く感じるうちは傷寒のくすりがよくきくきもちがいたします。ヒノキ花粉症やハンノキ、かもがや花粉症は温病のような気がします。衛気営血弁証の気分を対象とした花粉症の治療がされているのは間違いのない事実です。温病を意識するとき便利な方剤が小太郎漢方製薬の桔梗石蒿エキスです。同じ名前でも麻黄と石蒿の比率が大切です。麻黄の比率が高いのが傷寒、石蒿の比率が高いのが温病です。石膏の10グラム入った桔梗石膏により傷寒が温病にかわります。