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ドライアイの新薬

2011年11月に胃の薬として人気のあるムコスタの点眼薬もいよいよ登場します。ユニットドーズで1日4回ということは使い捨てで効果もよいかも?ジクアス点眼のライバル出現のようですなあ。まずはジクアス点眼液がしみる人にはよいかもね。さらにはクラビット0.5パーセント点眼液のジェネリックやヒアルロン酸Na点眼液のジェネリックもでます。先日も薬代が高いとDMの治療を中断されている方が来られました。HbA1cは10台でした。セイブル、アクトス、アマリールとくれば高いですよね。アクトスをジェネリックに変えたかったが在庫がなかった。アマリールもダオニールに変えたかった。エネルギー保存の法則からいうとまずは空腹時インスリンを測ってから考えることにした。インスリンの過剰分泌は断じて許されない。ましてインスリンを導入すると毎月8200円の管理料が必要になる。3割で約2500円也。おまけにジェネリックがない。糖尿病の人がもっと安くて良い治療が受けられた方が医療費削減になりそうな気がしますが。

アレロック細粒

2011年11月15日アレロック細粒が発売になります。2歳から7歳までに使える薬がふえます。アレロック細粒はフィルムコーテイング顆粒のため光に対する安定性が売りです。こどもはアレロック細粒で眠くならないのだろうか?ところで細粒とドライシロップのちがいはおわかりですよね。水溶性のていどのさですよね。

スギとひのき

スギ花粉は兵庫県と岡山県、広島県でどこが多いでしょうか?兵庫県なんですよ。兵庫県はスギとヒノキが半々なんです。医師と逆で県北部に偏在化しているかもしれません。11月には待ちに待った花粉完成です。紅葉を見にゆくのもよいが向学のためスギを見学にいくのも「またひとつのあわれなり」かもしれません。ちなみにひのきは花芽がつくのは1から2月です。スギは屋久島から函館まで分布していますというより植林してあります。ひのきは東北から屋久島まで分布しています。

信頼できる試験

信頼できる試験ってなんでしょう?①前向き試験である。変えられないのはは他人と過去と言いますが過去の結果はねつ造できます。②無作為抽出試験であること③二重盲検試験であること④対象比較試験であること間違っているかもしれませんがこの4項目をみたすことです。こうなると漢方や他国のハーブは信頼できる検査はなかなかとおりません。そこで抜け穴がサプリメントやお茶です。

漢方薬の例外

日本の現在の法律では食品と薬に分けられる。例外のない規則はない。there is no rule but has exception?でしたか?日本で薬と認められるにはアメリカのFDA式をクリアするひつようがある。例外は漢方薬である。FDA式が導入される前から薬として認められたのが、漢方薬です。現在の薬事法成立以後海外から入ってきたハーブは医薬品にはなれない。国によって医薬品の承認条件は全く異なります。アメリカの属国の日本は動物実験から臨床試験まで新薬と同じ実験をしないといけない。特にEUはちがう。いちょう葉はドイツでは医薬品ですよ。やはりサプリメントを指導下に置かないのはまずい、そうですよね。プリプリプリティと教室で生徒に向かって自分のことをいう岩上先生?

冬の皮膚のトラブル

冬の皮膚のトラブルには乾燥がある。明らかな発疹がなくかゆい症状けみられるのが皮膚搔痒症です。高齢者、糖尿病、悪性腫瘍など基礎疾患を持つこともある。保湿してだめならステロイド外用になります。生活指導としては肌に刺激のある衣服は避ける、ぬるめのお風呂に入る、室温を高くしないなどです。

労働衛生コンサルタント試験

労働衛生コンサルタントで検索され私にたどり着く人が結構いらっしゃるようです。HPおよびBLOGにはアクセス解析ができるようになっています。労働衛生コンサルタントは結構難しい試験です。そろそろ本腰をいれるじきになっています。労働衛生のしおりをすべて暗記されていた大学の衛生学教室の先生がおられましたがそれだけでは合格しません。されど熟読してください。記述問題も結構役立ちます。筆記試験免除の方も過去3年分ぐらいは目をとうしてください。たまにきかれます。またこのBLOGをみてください。傾向と対策を述べたいと思います。

ソフラチュール

ソフラチュールをご存知ですか?昔救急診療では必須のもでした。例えばやけどなどでは高価だからと看護師の指導で小さく切ってはったのです。その実態はアセチルフラジオマイシンであった。現在では耐性菌だらけでほとんど効果がないとされる抗生剤でした。逆にネオメドロールEE軟膏に含まれ接触性皮膚炎の原因として悪者扱いされている。

破傷風

犬や猫にかまれた人が昨年開業してから来られる。抗生物質の投与はあたりまえですが次に投与するのは何でしょうか?破傷風トキソイドワクチンかテタノグロブリンどちらでしょうか?私が研修した神戸市立中央市民病院の当時の救急診療マニュアルではテタノグロブリンです。これは三種混合ワクチンで基礎免疫をつくっているかどうかです。私と同じくらいの人にはどうも基礎免疫はないようです。基礎免疫があれば破傷風トキソイドワクチン接種でした。

救急診療マニュアル

私が研修させていただいた神戸市立中央市民病院は研修医はみんな所属する診療科に関係なく1次から3次救急当直をしていた。姫路の急病センターで内科当直と眼科当直を経験したことがあるのはおそらく私だけでしょう。肘内障も直して感謝されたこともあります。開業して予防接種が大きく変化していることに気が付いた。子宮頸がんワクチン、Hib、小児肺炎球菌ワクチン、チメロサールフリー日本脳炎ワクチンなどワクチン後進国からの脱出に向けて動いていることを知った。そこでワクチン接種に取り込むようになった。小児の点滴や採血は医師が入れることになっていた。見えない血管と格闘するようになった。そして上手になった。今度兵庫県医師会館で行われる小児初期救急の研修に参加させていただく。一番勉強したいのは予防接種でアナフィラキシーが発生した時の対応です。姫路の前保健所長と気管内挿管のことで議論になり文書で報告いただいたこともある。貴重な休日ですが県医師会館に1日こもってきます。H13の法改正までは看護師が点滴したら違法と分かったのは随分のちのことだった。では予防接種はだれがするものでしょうか?

高知

高知では10月15日までに子宮頸がんワクチンを打った人が全額補助の対象になる方です。理由は子宮頸がんワクチンの1回目と3回目は168日開けなければならない。ということだそうです。こんなこと姫路の保健所は教えてくれなかったで?でも子宮頸がんワクチンの初回接種可能です。