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蕁麻疹のはなし

オマリズマブはじんましんに用いるヨーロッパのじんましんのガイドラインでは抗IgE抗体ではなくオマリズマブと記載してあるそうです。オマリズマブがなぜじんましんに有効であるかは多くの謎を含みます。オマリズマブは抗IgE抗体製剤です。じんましんはIgE抗体は関係がないはずの病気です。抗IgE抗体とIgEが架橋するするところをブロックする。加古川でゾレアの会社のWEBでも聞いた神戸大学の先生の蕁麻疹の話があると聞き講演を聴きに久しぶりに加古川へ行きました。ゾレアの会社ではない会社の講演会でした。蕁麻疹の診療が今後どうなるか海外との治療の違いについて拝聴しました、最後は質問で話は蕁麻疹にぞれがいかに素晴らしいかという言うお話でした。おそらく私以外は皮膚科の医師が多かったのではないでしょうか。私は呼ばれなくてもどこでも参ります。ゾレアはN社ですが昨日目の講演を聞いたおN社のグループA社でした。講演途中で図表を想像で作ってはいけないといわれたのでと2回ほど演者がおっしゃいました。いまの時代スライドチェックが厳しく入っているんだなと思いました。まだまだわからないことばかりの蕁麻疹診療です

AGEsと漢方の瘀血

タンパク質と余った糖質が結合するとAGEsは血管の老化を促進します、それが漢方の瘀血とは塊、血液ドロドロなどを指す概念です。子宮筋腫や糖尿病などを指します。AGEsは西洋医学の概念です。眼科では高額な抗VEGF抗体の多用が問題になっている、眼科には眼科の医療費が存在し安価な処置料で高額なお薬を使うと患者さんの視力が一時的の上がりますが製薬メーカーのみに利益がいってしまうということです。少しあったかくなってきたので最近漢方薬の処方に高砂のサフランを混ぜています。サフランをお茶にして服用いただいてます。心が落ち着く作用と血瘀の改善を目的とします。サフランのめしべは貴重品ですの漢方薬が飲める人つまり再診の方に使っています。桃仁・牡丹皮や桃仁・こうかで活血化瘀してもよいが多忙極まりない今日この頃サフランもよいが減量そして人件費さらには運送費すべてが値上がりしています。ところで一部のコンタクトレンズメーカーが5月さらには7月値上げをするそうです。AMAZONが送料を上げたのに便乗しているよう時期です。一年半後には2パーセントの消費税増税です。

コンポネント診断

アレルギーのコンポネント診断は今の段階では不十分です。今の段階では皮膚テストが勝ります。しかしわたくしのような皮膚科でない医師にとってはアレルギーのコンポネント診断が有用な時があります。サーモフィッシュアーがスポンサーではない形の講演を聞く機会を得ました。加古川までお話を聞きに行ってきました。Arah2,Glym4、ω‐5gliadin、カゼイン、オボムコイドの5つです。もっと増えたらよいのになあ。話題にも上らないがアトピー性皮膚炎の汗の検査が3月31日を持ちまして薬価削除になる。誰も検査してくれとはおっしゃらない。今後汗の変りの検査は内。ピーナッツアレルギーではArah2がピーナッツで調べるよりも正確です。小麦アレルギーを血液で調べてほしい方お越しになった。小麦以外に2項目を調べます。茶のしずく石鹸事件で小麦単独ではだめなことがわかっています。オメガ5グリアジンで小麦アレルギーを調べると8割の確率で陽性になります。昨日お越しの患者さんのコンポネント診断の結果が楽しみです。珍しく今日はゆったりしています、ストレスチェックテストの高ストレス者面談と報告書作成、訪問診療の四肢の身障認定の書類作成で金曜日は夜中まで忙しかった、昨日は神戸駅のところで眼科専門医の講演会が遅くまであった、今日は久々にゆっくりです。ブランチに妻が作った海鮮巻に浜松で購入した静岡のワサビを付けていただきました。わさびがからかった。

産業医の面談

産業医にとって忙しい春を迎えました。産業医の面談には2つあります。過重労働つまり80時間以上の残業、ストレスチェックテストで高ストレスの方で面談希望者です。春になり嘱託産業医の先が増えるようです。医師になりできるだけ断らない医療をしているつもりです、私が最初に研修医で赴任した私が就職する1年前にその病院が三時救急救命センターで断った患者さんが搬送されたのが4時間後に他院で不幸にして亡くなられ訴訟になり空床0でも断ってはいけないということになりそれ以来可能な限り診療に対応してきたがいよいよ医療にも働き方改革が迫っている。応召義務の名前で患者さんに対応するのが当たり前になっているが新卒医師の35パーセントが女性である、つまり出産などで医療から離れることを想定しないといけない。産業医の面談にもいろいろある。新しく始まったストレスチェックは高ストレス者を入り口を広げて待つ姿勢です。しかし民間企業では面談を希望する方は少ない。将来の出世に影響してはいけないという思いが潜在化していると思う。公務員もストレスチェック対象者である。また1年以上の雇用見込みや週4分の3以上の就業は関係ない。ストレスチェックは事業所で50人つまり産業医の選任義務があるところで義務化されています。

漢方薬の4週処方

腸間膜静脈閉そく症は以前から注目されているがその地検に大きな変化がないと思う。漢方薬には怖い副作用がある。例えば間質性肺炎風邪かと思ったらステロイドパルス療法が必要になる。患者さんはただのかぜときっと思う。アレルギー性の肝機能障害これ時々起こる。漢方薬も薬だから肝臓が悪くなることはある。サプリメントは高濃度だからもっと悪い。だから最初は長期処方は嫌というのにいっぱいかんぽうやくをもってかえるひとは続かない。相生では2カ月もらっていたんですよと言って初診にかかわらず長期を求めた人やっぱり来なかった。明石まで通院していたが頻回に受診したほうが良いからと2週ごとにマジめにお越しになった方は比較的すぐに婦人科的腸で妊娠なさった。しばらく来てなかったんですが実は妊娠してという方は花粉症の時期になって花粉症でどの薬なら良いかと診察にお越しになる。漢方薬飲んでると妊娠率が上がるとえらい先生がおっしゃってました。花粉症は暖かくなり鼻閉が増えた。くろさか小児科の花粉情報では全く花粉は飛んでない。やはり暖かくなると化熱するから方剤を変更しないといけない。これを因時制宜という。いまほど漢方薬が簡単につまり煎じることなく服用できた時はない。