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保険請求

今日は11月10日です。保険の請求のしめきりです。11月10日のみならず毎月10日は締切日です。今日は診察の待ち時間が長かった。申し訳ございません。待っていただいたら何かお土産をお持ちかえり頂きたいと考えます。しかし、そう思うとなかなか逆効果になるかもしれません。保険診療は微妙です。無診療投薬も厚生局に指摘されれば「保険医停止5年」です。もう保険医は無理です。診療拒否といわれたらまたむづかしい。きょうは1歳で5日発熱が続く方から診療を求められました。5日も発熱が続くと肺炎かもしれない重症感染症が頭をよぎりお断りしてしまいました。申し訳ございません。大変な病名の間違いを見つけてしまいました。普通はどうでもよいことです。高脂血症、脂質異常症、高コレステロール血症この3つ何が違うでしょうか?同じことなんです。どうでもよいことなんです。しかし、この3つの病名をくすりの適応症どおりに入れないといけないのに何か月も前から間違えていました。患者さんが窓口で支払われた3割の残り7割は保険請求をして初めて2か月後に振り込まれます。しまった。。。。まだ12日に取り下げたら間に合いようです。薬が発売された時期により病名がかわります。コンピューターのチエックもいい加減です。今回のも高脂血症として何回レセプトを提出したことか?2次審査で健保組合に発見されたら大きな損害です。調剤薬局にはそんはありません。例えば、ツムラの二朮湯は五十肩が適応症ですがうちのレセコンは肩関節周囲炎と入れるよう指示してきます。ああうんざり。本当に医療事務は難しい。「人生万事塞翁が馬」となりますように。

アンチエイジングとドライアイ

「アンチエイジングとドライアイ」について学びました。お話しくださったのは先日の「ためしてガッテン」にご出演になりすっかりおなじみのK大の眼科学の教授です。いつも素晴らしい笑顔で「ごきげん」という言葉を連発されます。ドライアイに良いものは健全な食事、適度の運動そして「ごきげん」とかならず「ごきげん」がついてきます。「ごきげん」とは7時間は寝る、よく笑う、リラックスだそうです。ドライアイに関係する因子はVDT作業、コンタクトレンズ、ω―3脂肪酸のEPAとDHA,メタボリック症候群、MGDつまりマイボーム腺機能不全、そしてたばこです。さらに女性は男性に比べて2倍ドライアイのリスクがあがるそうです。ドライアイの診断基準には4項目あります。1つは視機能異常、2つめが自覚症状、3つめが涙液の異常、4つめが角膜の異常です。この4つがすべてそろえば確定、3つなら疑いです。関係ありませんが、最近、眼瞼下垂の手術の手術を希望される方が多いように思います。まぶたが下がっている方がドライアイには都合よいようです。形成外科で以前は日帰りでしたが一泊入院でされることがあるようです。たしかに次の日も受診するなら一泊入院の方が楽ですよね。