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Lid Higiene

Lid hygieneとはまぶたを衛生的に保つことです。まぶたをマッサージする。こつはなんて言うほどではありませんがこつはタリビッド眼軟膏を塗りまぶたを横にこすります。顔を洗う時には、顔をあらう一方で睫毛の根っこを洗います。マイボーム腺の管理がLidhygineでは一番大切です。マイボーム腺梗塞のかたが今日も来られました。マイボーム腺はあぶらの分泌腺です。梗塞とは心筋梗塞や脳梗塞と同じで詰まるということです。温度が低いと油が固まるから特殊なサーモグラフィーで観察すると低温になっているのが観察されました。Lid Hygieneはまぶたをそしてマイボーム腺をあたためることです。まぶたを温めることは難しい。専用の温罨法のツールが開発され市販されています。ムコスタ点眼やジクアス点眼だけではドライアイの克服は難しい。まぶたをあたためることが大切です。お風呂ではなかなか難しい。まぶたを温めることは保険の給付対象外です。ドラッグストアで売ってるまぶたを温めるものを積極的に活用するのもひとつです。

ドライアイとためしてガッテン

NHkの「ためしてガッテン」の効果は甚大です。ためしてガッテン放送後「ムコスタ点眼 ブログ」での検索が異常に増えています。今日の姫路は外は雨です。しっとりした空気で目が楽です。風邪が流行っていますがかぜの予防にもなります。目がコロコロする今日この頃です。すっかり冬のように寒い朝が続きます。寒くなると空気が乾燥します。ドライアイの症状がでてきます。涙が出るとかいうドライアイの方が結構いらっしゃいます。涙が出るというドライアイはどんなドライアイでしょうか?比較的軽いドライアイです。本当に重症になりますと涙が枯れてでなくなります。シェーグレン症候群が代表です。シェーグレン症候群は口渇とか目の乾燥とか全身の乾燥症状を認めます。関節リウマチに合併する二次性シェーグレンが多いとおもいます。昔は慢性関節リウマチ戸言ってましたが慢性という言葉は永遠に治らないようなマイナスのイメージが強いため慢性という言い方はしなくなりました。私のうちにはテレビがありません。残念ながら「ためしてガッテン」は見てません。でも、ためしてガッテンのおかげでムチンもメジャーになりました。日本発のドライアイ治療薬が世界中で使われると素晴らしいことだと思います。インフルエンザの予防接種もマスコミの取り上げ方次第です。先日「本当は怖いドライアイの話」がインタネットで講演されましたが何が怖いのかよくわかりませんでした。