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漢方アレルギー科

漢方薬の魅力は尽きない。漢方は魔法の薬ではない。なぜ、漢方薬は魅力的なのか?西洋薬にない独特の味がある。最近じんましんとアトピー性皮膚炎の患者さんが多数受診されるのは漢方薬が魔法の薬ととらえられている節がある。漢方薬にはまず西洋薬のような全身倦怠感がないことが特徴です。基本的にはまず祛風湿が考え方の根本です。西洋薬と逆に覚せい作用がある。受験生にはぴったりだ。アレルギー性鼻炎でも眠くなるあるいは倦怠感を感じることに抵抗は大きい。そこに漢方アレルギー科の存在意義がある。

スギ花粉症の漢方治療

スギ花粉症の方がお越しです。スギ花粉の漢方薬として小青龍湯や麻黄附子細辛湯だけでは「効かない漢方」の実践になります。昔、「効く漢方」を勉強する会というものが名古屋で定期的におこなわれていました。スギ花粉に効く漢方は誰もが知りたいところですがなかなか山本巌先生の実践された効く漢方は真髄が不明です。スギ花粉の漢方治療として日本医科大学の漢方外来をされていた斉藤輝男先生の花粉症治療も時々応用させていただきます。傷寒論だけではなく温病学も生かすのが大切だと思います。名古屋から「姫路 西川クリニック」の院長のブログをごらん頂いているという励ましの言葉をいただきました。とても勇気をいただきました。