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長寿国日本

日本では90歳になっても女性は二人に一人、男性は四人に一人生きている今は一番長寿国は日本ではなく香港です。しかし統計の取り方などで微妙なところがあると思います。従来日本の女性は世界一だった。沖縄だって沖縄クライシスに見舞われている。ジャンクフードやファーストフードが日本で一番早く入ってくるのは沖縄です。お酒を飲んでもう一軒はステーキハウス。かつてのように豚肉なんて食ってません。近海は魚がいっぱいだからおいしい魚がいっぱい食卓に並ぶかと思いきやイワシやサンマなどはほとんどおらずEPAやDHAを補充しないといけないようです。イワシ鯖さんまマグロEPAをとるには刺身が良くフライが悪い。さかなはやくにるは良い。日本の人口は今後50~60年で今の3分の2まで減少する。もっともっと緊縮財政にしないといけないと思います。働き方改革で待機児童問題が生じていますが両親同居かどうかで大きく異なります。子供医療を財源がない自治体ほど無料化したがる。高校生を無料にしているところはまず過疎地です。政治家も考えを変えるべきと思う。

蕁麻疹

じん麻疹のガイドラインが改訂されると聞くがまだ登場しない。今年は休日夜間急病センターでの仕事と重なり幕張のアレルギー学会にはいけない。土曜日午後にのぞみに乗って幕張は東京駅から京葉線に乗っていると到着は17時ごろになるので仕方ない。今日も来週も再来週もじんましんのウエブ講演会が市内の集合会場である。何が大きく変わるかといえば適応外処方の薬ではなく必要な方にはゾレアを使用する、ゲーレンのガイドラインのように4倍量の抗アレルギー薬を用いることは日本では不可能であるが新しい薬を試してみることです。日本の蕁麻疹の新しいガイドラインでは2剤併用か2倍量のANTIHISTAMINESがFIRSTLINEになるようです。いまのところ第2世代を2種類併用すると査定され医療機関が損をこうむることもかなりあるようです。今日の講演ではビラスチンが非鎮静性第二世代では10点満点、他は6.5点の製剤が多いと演者がいってました。蕁麻疹は慢性化すると2~6年の長期戦内服をやめる時は隔日投与さらには頓服に持ち込むことだそうです。納豆アレルギーの診断において血液検査は無力だそうです。

オリーブの会の参加費無料講演会

姫路にはアレルギーの子を持つ保護者の会でオリーブの会というのがあるのをごぞんじですか。正式には姫路食物アレルギーの会オリーブというそうです。オリーブの会が環境アレルギーの講演会を主催なさるそうです。こんな会はなかなかないので姫路外からもお越しになっているようです。姫路市田寺3丁目のコープ田寺で神戸市立医療センター中央市民病院の小児科のアレルギーの医師を招いて講演会が行われるそうです。案内とは私のところのこと待合室にも置いています。この会を中心に立ち上げた方の講演は感動と涙涙また涙の物語です。本当に悩んだからこんな会を立ち上げられたんだと思います。私も姫路と神戸で計2回拝聴しましたが一生懸命診療しようとあるいは一生懸命勉強しようと思う講演でした。今回はアレルギー専門医をお招きになりコープ田寺での講演会があるそうです。託児所も先着ですが若干あるそうです。一人で悩んでいても仕方がない。医療機関ではなかなか聞けないことをお母さん中心に保護者の方がご相談になる会のようです。平成30年9月30日(日曜日)の朝10時からだそうです。食物アレルギーのあるなしにかかわらずアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、花粉症などのコントロールによりアレルギー疾患をしっかりコントロールして生活の質を改善するというお話の様です。私ごとですが姫路市に毎年提出するアレルギーの原稿締め切り10日前になりました、そのあとには教職員向けエピペン講習会をしないといけない、忙しすぎ朝から鼻出血しました。漢方薬飲んで頑張ろう。今晩はじんましんの講演会を聞きに行かねばならない。

産業医が足りない

最近は在宅診療など昼休みの仕事が増え姫路では産業医を公募してもなり手が少なくなっている。企業も労働基準監督署からの指摘を受けるからまずは衛生管理者の試験に合格した人を確保に努める。次は産業医探しです、姫路市医師会は人材派遣の業者と異なり手数料がかからない、つまり企業から見れば安くつく。暇そうな私のところへ医師会から仕事の依頼が来ました。姫路だけではなく昔は労働基準監督署へ提出する書類に印鑑をつくだけのところも多かったようです。私も嘱託産業医の前任は誰でしたかと聞くといわゆる名義貸しだったといわれることがある。企業は産業医に報酬を払うことを極端に嫌がる。昼休みなしあるいはあるいは3次の午後診に間に合わないこともある。ストレスチェックテストが行われるようになり長時間労働に対する従来の過重労働面談とストレスチェック面談の違いが判らずストレスチェック面談を受ける人がいる。面談にはこれまた企業負担で大きなお金がかかる。医師不足・医師の偏在の中長時間医師を拘束することになるからです。産業医業務はストレスチェックテストの実施で大きく変わった。コンピューターがはじき出した解析を産業医や外部委託機関がもう一度見直す、これまた大きな時間を要する。暇な医師には良いが私のように年を取って仕事を減らそうとしている医師には安い産業医業務は受けられない。人材派遣業からの産業医業務は納得のいく報酬がある。そして業者さんも多くの報酬を得ている。

爪水虫の佐藤製薬

約6割の爪水虫の人が治る薬ネイリンが登場する。大雨の中交通費も弁当も出ない爪水虫の勉強会があった、関心が皮膚科の医師も高いようで多くの参加者があった。佐藤製薬のルコナックはクレナフィンよりも効果が高いと効いている。以前ポーラファーマの講演会で聞いたところによるとルリコンをルコナックに変えるにあたり爪の中への浸透力が開発のカギだったと聞きました。特にSWOとDLSOには有効とされている。佐藤製薬は爪水虫の治療に注力している。私はアレルギー学会専門医、皮膚科専門医ではない。なのに水虫も見てくれといわれる。患者さんが診察終わったと思ったら足の爪を見せてくださる。爪水虫は痛くもかゆくもないが一家全滅の悲劇が待っている。いわゆるサイレントキラーです。尋常性疣贅いぼも同じです。爪水虫は爪の培養で白癬菌が検出された文句ない。8月になったらネイリンという爪水虫の内服薬が出る。爪水虫hにはいままで内服はラミシールを使っていましたがなかなか治りません。爪の根っこつまり爪母に白癬菌感染が起こるとなかなか治らないそうです。それが3月服用すれば治る確率が高いネイリンが登場する。昨日は爪水虫、今日は蕁麻疹、あすべては油と毎日夜な夜な勉強会がある。来週はもっとひどい、油、糖尿病などいくらでも勉強ができる。今日の爪水虫は今患者さんが多い。爪を切って診断してルコナックを処方する。一方効果が低そうな方にはジェネリックの内服薬を処方する。20年ぶりの爪水虫の薬が8月に登場する。