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シダトレンは普及しない

シダトレンで治療しょうと患者さんが来られた、まずは採血で治療の適応があるスギ花粉症と診断しないとけない。実際シダトレンを手にするのは2回目の受診です。きっと怒って帰られる患者さんがいる。はなこさんは兵庫県西部地区では上郡でスギ花粉の飛散を測定しています。ごぞんじですか?シダトレンの講習会が数時間で申し込みがいっぱいになる人気ぶりだそうです、10年間はスギ花粉は減ることはないとされています。今スギ花粉症にシダトレンという根本的治療になるかもしれない薬が登場しました。スギ花粉症は国民病です、そう簡単に制圧できません。来年のアレルギー学会はなんと東京で平日ばかりです、シダトレンが臨床現場に登場し、アレルギー学会に参加したいところですが無理です。火曜日・水曜日・木曜日です。勤務医は平日の学会を好むし開業医は週末の学会を好みます。たまには休診もよいと思う今日この頃です。三連休の方も多いと思います。秋の花粉飛散にはまだ早い。草は遠くへは飛散しません。スギ花粉との大きなちがいです。いまどきの患者さん、治験段階で2週間に一度の通院をしたのが何パーセントか?散らない方がよい。シダトレンはやめておいた方がよい人がいっぱいおられる今日この頃です。