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男は恵まれている

55歳以降で男性介護職員を目指す男性が増えているが続かないそうです。一方東京都議会の女性議員にたいするヤジがハラスメントとして大きく取り上げられています。共通点は男性が恵まれすぎているということだと思います。男性は育児出産がないために恵まれた環境で仕事をしてゆきます。そして定年が見えてきます。そこで人の役に立つ仕事をと思いヘルパー2級を取得にかかります。そこで男性に壁が待っています。どちらかといえば命令する立場である男性に待ち受けるのはおしんの精神です。辛抱・耐えるということです。男性の介護士は求められています。力がある、さらに今までリーダーシップを発揮する立場の人が多かった。それがいきなりおむつ交換や入浴介助・食事介助など裏方の仕事になります。このギャップが男性には耐えられないものとなります。だから55歳以降の介護職への転職がうまくいかないそうです。男女雇用機会均等法ができたのも最近の話です。それまでは医師と看護師以外は医療現場でも当直は許されなかった。放射線技師や薬剤師も当直のかげんで男性限定求人が多かった。もっと女性に感謝しよう。

効く薬

昨日ひどいアトピー性皮膚炎のお子さんが来られました.よく効くと思ったらステロイドでステロイドできれいになりやめたらリバウンドが来る。又か?の繰り返しだそうです。漢方薬をあまり期待せず私のところへ来られたようです。粉も飲めるといわれましたが錠剤にしました、アドヒアランス向上を考えました。アレルギーで効く薬といえばステロイドです。ステロイドにもさまざまなランクがあります、患者さんにはステロイドは怖い薬とのイメージがしみ込んでいる。外用薬・飲み薬すべて怖い。更には抗生物質の広域スペクトラムのものを使うとしばらく耐性になっている。マイコプラズマ肺炎のアジスロマイシンつまりジスロマックも6か月くらいは次回投与時期まできにくくなっています。また、抗生物質の使い過ぎがアレルギーを増やしたという説もあります。そこで皆さん期待されるのが漢方薬です。しかし、西洋薬にない味があるのが漢方薬です。ただそれだけのことです。例えば風邪をひくのは肩からとか首からだというと発想はすごいと思います。普通西洋医学ではのどから風邪をひくと考えています。西洋医学と東洋医学では発想が異なります。ただ発想が違うと考え方が合うかどうかという問題です。