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とんでもない医師

とんでもない医師と出会ったとか信用できない医師より民間療法とか一般人ではなく芸能人がブログで言ったとか医師の間で話題になっている。売れなくなって話題作りと伺った見方もあります。STAP細胞ではないがもしその芸能人の病名が肝内胆管癌が本当ではなかったらどうでしょう、普通、肝臓の悪性腫瘍は肝細胞癌が圧倒的に多いと思いますまた良性なら血管腫です、医師を批判する以上肝内胆管癌という病名にウソがあってはいけない。ほんまかいな?医師ならみんな思うと思いますよ。ワインの飲みすぎ?という話もある。日本人の肝臓がんはウイルス性肝炎の治療に進化によりB型肝炎C型肝炎が減少しNASHの比率が増えてゆくことが予想されています。現在はまだ日本人の肝臓がんは圧倒的にウイルス性肝炎が潜んでいます。日本人はアルデヒド脱水素酵素が欠損しておりそんなに大量にアルコール摂取できない民族です、とんでもない医師を具体的に言ってほしい位です。昔、ジャイアンツの投手が鍼灸治療をして投手生命が短くなったと発言して物議をかもした。有名人の発言はマスコミの取り上げ方が違う。慎重に発言してほしい。胆管癌といえば印刷会社での労災が有名ですが私は画像を放射線科時代もあまり見たことがない。半年も放置して民間療法とか標準でない治療をマスコミが伝えると誰か真似して手遅れにならないか心配です。ブログは一歩的な意見です。多くの医師が民間療法で癌を半年放置するなんてことは控えるべきですとの意見だと思います。癌と戦うなというのもありますが。もうすぐ当直明けです。姫路へ帰れます。

アトピー性皮膚炎と食物アレルギー

食物アレルギーについて大きく考えに変化がるのは以前も記載しました。食べて治すアレルギー治療というのがあります。入院が必要ですが。乳幼児のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーは密接な関係というのが今の考え方です。今食物アレルギーは経皮感作という考え方で固まっています。赤ちゃんのよだれがアレルゲンとなり食物アレルギーやアトピー性皮膚炎を起こしている可能性がある。つまりバリアが壊れた皮膚から食物という蛋白が侵入すると皮膚炎を起こすという考え方です。どんなにお母さんが妊娠中や授乳中に制限食を施行しても子供のアレルギー発症には役立たない。というのが長い間の通説でした。今も変わりません、茶のしづく石鹸の事件は記憶に新しいところです、加水分解小麦配合石鹸を使って洗顔した人が小麦例えばパンを食べるとアナフィラキシーを起こした、そして時間がたつと発症しなくなったというのは記憶に新しいところです。皮膚科では皮膚を大切にするから抗生物質を内服して概要を控えることがある。経皮感作は怖い。保護者はまさかと思っている。アセチルフラジオマイシンは怖い。