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ロキソニンなどの非ステロイド鎮痛薬

インフルエンザや風疹が流行する。ロキソニンやボルタレンを使うなといわれる。ライ症候群が怖いといっても数が少ないから無視して使う。また余っているから使う。デング熱の血小板減少もロキソプロフェンナトリウムで減少が増えたとされている。日本ではアスピリンのみならずロキソニンなど非ステロイド鎮痛薬(NSAIDs)は市販薬である。PPIの講演会参加したら胃潰瘍になったら出血するから怖い薬。腎障害も起こる。さらに気管支ぜんそくの方が服用すればいわゆるアスピリン喘息を誘発することもある。アスピリン喘息はもちろんロキソニンなどのNSAIDsで起こる。アスピリンは柳の木が生える湿気の多いところに関節リウマチの方が多いことから発見された。漢方薬のアスピリン石膏等は有名です。できるだけNSAIDsは使わないでとお話するとよそでもらうからええわといわれる。それくらいロキソニン進行は強い。そしても一つ怖いのがアナフィラキシーやアナフィラキシー様の反応です。NSAIDsではアナフィラキシー様の反応がIgE非依存性の機序で起こる。怖いロキソニンですが男も女も好きな薬です。

相模原臨床アレルギーセミナー

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相模原臨床アレルギーセミナーが2020年は第14回はお盆の後になるそうです。相模原臨床アレルギーセミナーは3万5千円とお得感いっぱいだが休診にしないといけないのが残念新築されるパシフィコ横浜ノースでの開催だそうです。アレルギー学会もオリンピックの影響もあり春ではなく秋になり京都だそうです、WAO開催で参加費が50000円とお高いがアレルギー学会専門医を更新するためには5年で5回行われる学会に2回参加する必要がある、京都だから高くても事前登録して参加するしかない。、相模原臨床アレルギーセミナーや総合アレルギー講習会が開催されるパシフィコ横浜が北館が増築されそうです。私が初めてパシフィコ横浜を訪れたのは平成4年4月に放射線学会総会で訪れた。そして手術眼科学会で平成5年の3月にも訪れた。ともに演者として壇上に上がった。あの頃は元気でした。最初はどういってよいかさっぱりわからなかった。安く新横浜から行くのはJR横浜線で桜木町駅に行く、早くいくにはJR菊名駅から東急東横線からみなとみらい線乗り継ぎなしでみなとみらい駅で降車することです。昔は学会にはランチョンセミナーなどなかったので弁当の販売があった。崎陽軒のシュウマイ弁当がごちそうでした。今は医療用医薬品ガイドラインが作成され縛りが強くなっている。凄く世の中が変わった。相模原臨床アレルギーセミナーに参加してびっくりしたのは下の写真にあるようなパソコンを使ってセミナーを受講する人のための部屋があることです。大きな学会は本館でさほどではない時は別館で開催される。

高校生まで医療費無料にする意義はあるか

国民皆保険に意義はあるか。世界からあこがれられている。ありがたいがもうすでに破綻しているのが健康保険制度です。ありがたいと思う人は少ない。保湿剤でもなんでも古い薬も新薬も保険で給付されるのが当たり前と思っている人が多すぎだと日常診療の中で考えさせられます。産婦人科で血液型を調べない時代が来ています。一度薬価収載されたらよほどのことがないと薬価削除されない。一方高額な新薬が薬価収載されている。超超超高齢化は65歳以上が28パーセントを超えると超超超高齢化時代です。保険医協会の新聞では姫路市の周りの町では高校生まで医療費無料だそうです。そんなことしても高校を卒業すると出て行ってしまう。一部負担金0円になれるとみんなすごい、公費の保険証を忘れたら自費ですというと帰ってしまう、学校のけがはこども保険を使えません3割負担で4割後から帰ってきますというとお子さんと保護者が帰ってしまう。これを選挙に向けた政策とか実現したとか、何か違和感を覚えます。医療費無料化をした自治体には交付金にカットをすべきと考えます。逆ピラミッドの時代に子育て支援するのは当たり前ですが明日なき戦いは選挙戦だけにしてほしい。台風による被災に手厚くお願いします。全国の首長さん。

国民皆保険制度を守るには

健康保険を使って医療をするのに保険証を持たずにお越しになって保険で医療をしてくれとおっしゃる方が増えた。特に無料になりこども保険の保険証を持たずにお越しの方が増えた。退職後保険証を返さず期限切れの保健所を提示する確信犯も少なくない。まさかインターネットで保険請求しているなんて。期限切れの保険証一発ではじき出される。世界から羨望の的とされた国民皆保険も高額なお薬の登場ではたんするのが見えてきた。人材派遣の保険組合が解散した。協会けんぽに加入したほうが国からの手厚い支援を受けられるからです。欧米諸国では75歳以上では高額医療を行わないコンセンサスが得られているそうです。日本では尊い命という一言でくくられている。診療報酬改定を10月の消費税増税時さらには来年四月とつゆづけて薬価改定を行い何とかしようとするが製薬メーカーさんはリストラを行う、雇用が維持できない。結局診療報酬引き下げでは抜本的改革ができない。臨床治験では65歳以上は除外されるが実際処方を受けるのは65歳以上ばかりというまやかし。後発医薬品使用率には生活保護の保険証の方が入ってない。年金問題といい数字はごまかすのが政府のやり方のようです。

蜂アレルギーが増えている

蜂アレルギーでなくなる人が国内で毎年20人。救急車が近くに到着できる場所はまだまし。エピペンはアメリカの映画では当たり前だそうですが日本ではご存じない方も多い。エピペンを持っていてもいざという時自己注射できるかどうか。死者は増えてもいないが減りもしない、その理由はevidenceはないが山奥で蜂に刺されるとドクターヘリや救急車に乗せて搬送することが困難だからと個人的に思っている。近隣の都市でアナフィラキシーショックになった方がお越しのなった。救急隊員に声がけを受けたが内容を覚えておられない。まあ助かってよかった。林業、蜂の駆除や養蜂業の方は命がけのお仕事です。山やがけで蜂に刺されてもあっという間に15分そして30分経過する。いざというときに回りも本人も冷静になって対応できるかといえば難しい。本当に必要な方がエピペンを持ちというのは簡単ですがRASTが2以上しかアナフィラキシーショックが起きないかといえばそんなことはない。この猛暑でみんな体力が落ちている。ビデオを診ながら何度も情景を思い浮かべて反復するしかない。

年次有給休暇の5日は確実に付与する

今医学部に入学するとOECDの平均に医師定数がなっているらしい。医師も急速に増えている。働き方改革の時代です。姫路市では医療機関の受付時間を姫路市医師会のホームページに記載する準備をしています。働き方改革の法律の改正で今年の4月からの罰則付き法改正で有給休暇を5日以上付与しなけばいけなくなった。勿論有給休暇が法律上ある人のお話で入職間もない人は別です。そのあおりで5月1日が労働日だった人もいるそうです。今までのように流れるだけはいけない実際に取得するかどうか。計画的付与でよいみたい。だから私が一日休診にして勉強に行って職員には計画的付与するのがよさそうです。あるいはお盆休みを計画的付与にするのもあり。勿論就業規則などでお盆はお休みと記載があればは不可です。私とこのように小さいところも医療法人も同じです。罰則付きというのがみそです。もちろん計画的付与もよいそうです。お盆の休みを計画的付与というのもありでしょう。私のところの○○事務所は5月1日を休むなら有給休暇でということになったそうです。お休みばかり祝日が世界で一番多いのが今の日本です。エコノミックアニマルではない。医学部の定員がすごく増えているにもかかわらず医学部は難しいという。もうすぐ医師にもインターバルが義務となる、そうすれば当直明けは帰れるようになる。夢のような世界です。

アレルギーでおなかがいっぱい

昨日は相模原臨床アレルギーセミナーのため休診でした、今日も相模原臨床アレルギーセミナー。今日もエキス漢方ZtoAもお休み。年に2回パシフィコ横浜に来ています。なんとブルジョア。パシフィコ横浜の上にあるインターコンチネンタルホテルに一度は泊まりたい。パシフィコ横浜も北関を増築中です。夏は相模原臨床アレルギーセミナー冬は総合アレルギー講習会。相模原臨床アレルギーセミナーは座学。冬の総合アレルギーセミナーは実技。今年の相模原臨床アレルギーは昨年一昨年とはちょっとテーマが違う。気管支ぜんそくのお話が2コマ難治性喘息になっている、難治性喘息は生物製剤が増えたということでしょう、一度使いたいゾレア。アトピー性皮膚炎のデユピクセント。IL4とIL13を阻止すればと後ピイが見違えるようによくなるしかしやめると元通りらしい。IL33を阻害する薬を併用してもADDONの効果はなかったそうです。ゾレアは6歳から使えるのが素晴らしい。ただし保険適応の病名やルールがいろいろある。とにかく若い医師が多い、将来のアレルギー診療を背負う人がいっぱい受講しているのでしょう。新幹線3万円、参加費3万5000円、宿泊は指定のところだがみなとみらい花火大会と重なり30000円。アレルギーでおなかがいっぱい。

舌下免疫療法後の激しい運動に注意

舌下免疫療法を行う注意に前後2時間は運動を控えてくださいという記載がある。7月の改定後は時間には関係なく激しい運動は控えくださいとなるそうです。運動してはいけないではない、運動にはRISKを伴う、舌下免疫療法は薬ではなくWHOではワクチンに分類されている、夏だからもともと皮膚病は多くなる。DUAL SLITをはじめてじんましんが出たという人がお越しになった。微妙なところです、副反応かどうか。しかし鳥居薬品のスタッフが大幅に減り神戸にすらオフィスがなくなる。神戸に営業拠点があっても姫路では講演会が行われないから同じと自分自身に言い聞かせています。舌下免疫の講演会は大阪に行くいっぱいある、兵庫ではものすごく少ない。ならば姫路オフィス神戸オフィスは無駄だった。いやそんなことはない、資材をインターネットでこれからは頼む必要が出てくる。シダトレンをFIRSTCHICEしているのは私くらいのようです。導入はシダトレン卒業がシダキュアが良いと思っています。スリム化し残った皆さん頑張ってください。7月29日の日経新聞夕刊の一面に第一三共の会長の言葉がが印象的です。新薬メーカーは新薬の有無によってその存続が決まる。相模原臨床アレルギーセミナーのブースどころではない、三人に一人が会社を去る。悲しい出来事です。シダトレンは2021年三月で消えてゆきます。

不眠症にはお茶次に漢方薬

姫路市内で自費で睡眠薬をくれというやからがいるらしい。そんな正体不明な人物に睡眠薬を処方する医療機関はおそらくない。薬に頼るのではなく生活の工夫がが重要です。不眠症の方は夕方以降カフェインの入った茶を飲まないでください。スマホも覚せい剤になるから床には持ち込まないでくださいが大切ではない、ブルーライトを夜間には見ないでください。東洋医学と眼科の立場から不眠症に対して生活に対する助言をしています。生活指導がどれだけ役立っているかわからない。LEDの普及で明るすぎる。飛行機から日本を見るとやたら明るい、これでは不眠症の人が増える。昔のように早寝早起きの習慣に戻ること。ブルーライトカットのコンタクトレンズを使うことはできないものでしょうか。まず薬では漢方薬が良い、何故なら眠くならないから依存や耐性は存在しない。薬を処方するにはやめることを前提に処方することが重要です。非ベンゾジアゼピンのマイスリー6錠飲んでも眠れないんです、漢方薬で何とかという人がお越しになった。べンゾジアゼピン依存症になると一気にやめられない反跳不眠を起こす。

アレルギー学会専門医の更新書類が届きました

今年は日本アレルギー学会の専門医更新の年です。相模原臨床アレルギーセミナーの単位も10単位含まれておりました。総合アレルギー講習会が始まる前は相模原臨床アレルギーセミナーしかなかった。テキストがとても充実している。無駄な時間がない、朝はサンドウイッチと飲み物が後ろにおいてある。今年から鳥居薬品のブースがなくなるようだ。鳥居薬品の社員の三分の一が・・・。ギリアド。専門医更新手続きの書類が届きました、症例40例の記載が必要です。アレルギー性鼻炎ならスギやダニの舌下免疫の症例を報告しよう。来年は日本東洋医学会漢方専門医の更新です。その次の年が眼科学会眼科専門医の更新です。日本東洋医学会日本アレルギー学会そして日本東洋医学会の3つの専門医を有するのは私だけだから個人が同定される恐れがある。更新に必要なものは基盤学会の専門医の更新、そして5年間のアレルギー学会総会への出席2回、専門医講習会1回が義務付けられており40例についての報告がある。専門医制度改革で今後どうなるのかわからない専門医制度。8月3日は休診にしてみなとみらい地区のパシフィコ横浜で集中講義を受けます。50単位でよいところ149単位もあります。