記事一覧

緑内障のお話

ホテル日航姫路の4階のちいさな部屋で緑内障のお話を聞きました。質疑応答の時間かえって良いと主催者がいったがみんな残ってました。緑内障と酸化ストレスのお話。酸化ストレスは老化。酸化ストレスはリンゴが茶色くなるイメージで緑内障と密接な関係らしい。東北大学の眼科の中沢先生のお話でした。内科医にはびっくりの夜間低血圧のお話、要するに高血圧患者さんに血圧を下げる薬を出して下がったと喜ぶのが内科の偉い先生。血圧は下がり過ぎてもよくない。しかし、アルツハイマー病と同じで血圧を下げ過ぎると緑内障が進行する。首から上には血圧が下がると循環血液量が減少する。緑黄色野菜を取るのは体に良いこと、みんな頭ではわかっている。私事ながら、今日もお昼はパンプキンの冷たいスープを飲みました。緑黄色野菜はNつまり窒素の原料だそうです。NOつまりまり一酸化窒素は血流を改善します。NOはアレルギーの世界では好酸球性炎症のマーカー。日本では正常眼圧緑内障が多い、眼圧以外の何か、東北大学の研究ではNTGにおける視神経乳頭出血の頻度がアイファガン点眼液に比べてチモプトール点眼液群で多かったそうです。アイファガンには視野を維持する眼圧以外の何かをひめているよううだ。明日はじばさんビルでエイベリス点眼のお話です。明日は明石の小児科医会のアトピー性皮膚炎のお話もあったがエイベリス点眼液の話を聞こう。

姫路キャッスルホテルの講演会

姫路で行われる医療の講演会でもっと人気なのは姫路キャッスルホテルです。支配人さんのフットワークが軽い。羽曳野医療センターの亀田誠主任部長が姫路キャッスルホテルでアドレナリン自己注射のお話をご講演くださった、ご高名だから何度かお話聞いたが無茶苦茶お話が旨い。10月に入ると島根大学皮膚科の千貫裕子講師が姫路キャッスルホテルにおこしになる。千貫裕子先生は元気が出る講演です。お昼休みに千貫裕子先生の講演をWEBで聴きました。ケースから出したエピペンは落としたら終わりで針が出てしまう、エピペンは保険診療で処方するのであるから出していけない人というのが存在する。千貫裕子先生のお話は勿論αGALです。だがREDーMEATつまり赤い肉ならαGALのイメージだったが今回豚肉ならPORKCAT症候群、牛肉ならαGALアレルギーというのが分かった。ポークキャットシンドロームについてのお話は初めて聞いた。αGALはダニ咬傷、日本こうはんねつ血液型がA型0型抗がん剤セツキシマブあれるぎーなどと関係がある。抄読会でも勉強した。もう一度10月にご講演が聞ける。アスピリン不耐症には蕁麻疹と喘息がある。両方が同じ人に見られることはないあるいは稀だとおっ社てました。なんでだろ。今日はじばさんビルです。

漢方薬は2剤まで

月の初めにお越しになって14日そしてもう一度お越しになって今度は長期にほしいといわれ28日あるいは21日処方したらバサッと保険が査定される、薬だけではなく眼科の検査も血液検査も社会保険ではバッサリ査定が入る。そんな医療の裏側をご存じない方が子供医療の無料化を勝ち得たようにおっしゃる。最近では姫路市の北側では高校生まで医療費無料のところが出ている。過疎化対策なのか。高校出たら都会へ行ってしまうのに何の意味があるのか。高齢者医療は無料から定額、今は1割から3割の定率になっている。後期高齢者は今は1割だが通則2割になっている、すでに国会を通過している。社会保険は後期高齢者への拠出金が悩みの種です。派遣労働者の組合は解散した。安い医療費で漢方薬、湿布やアレルギー薬を処方できなくなる日は遠くないかもしれない。500円自己負担説もある、保険はずし説もある。漢方薬は今日は出せませんとお帰りいただく時代が来ている。西洋薬なら60日もあるけれど。湿布も28枚以上出すと姫路市内で査定されているようです。調剤薬局は1円も損しない、すべて医療機関から減点される。縦覧突合も厳しくなっている。日本だけ医学部が異常な人気の様です。労働時間だけで評価する時代を迎え2024年以降医師も今までの様には働けなくなる。

抄読会何とか終わった

抄読会とは海外文献を読んで多くの医師の前で説明する。今年も抄読会の順番が回ってきました。検査センター委員会のお迎えの医師会館4階理事会室で洗眼についてお話させていただきました。緊張してマイクを使うことを忘れていました。参天製薬から点眼型洗眼液のウエルウオッシュアイが発売された。ただし保険適応外、そりゃ予防だから保険適応でないはもっともです。アイボンは小林製薬が発売しているカップ型洗眼液です。カップを使いまわしするのが良くないと思うが論文には大丈夫と記載がある。アイボンが生理食塩水よりも角膜にやさしいというのが今日の論旨でした。他科の先生には少し受けたみたいです。アカントアメーバが水道水、日本の水道水にいるとは知りませんでしたと内科の先生に言われた。塩素では死亡しないアカントアメーバはソフトコンタクトレンズの保存ケースに入り込むと厄介です。ソフトコンタクトレンズ用のMPSが高いから水道水をケースに入れるとアカントアメーバがコンタクトレンズケースで繁殖する。ソフトコンタクトレンズで角膜が傷つく、傷から黴菌が侵入するこれがアカントアメーバ角膜炎です。私は結構水道水を使わないでくださいと指導を行うのでまだ経験がありません、一生見たくないアカントアメーバ角膜炎。

第6回総合アレルギー講習会参加申し込みしました

今年も12月の総合アレルギー講習会の申し込みが9月2日の14時から始まりました、実習尽くしのクリスマス前のパシフィコ横浜での2日間です、ランドアークタワーではインスタグラム用の写真撮影を行う人が絶え間ない。ちょうどインフルエンザワクチン接種の真っただ中でワクチンがなく困ったこともある時期です。2年連続インフルエンザワクチンがなくなったのは総合アレルギー講習会の時期です。参加費2万円に実習一コマ2000円の別料金がかかります。
実習は人気なんです。パッチテストにプリックテスト、舌下免疫療法に皮下免疫療法、気管支ぜんそくの吸入指導。第一回からずっと受講しています。夏の相模原臨床アレルギーセミナーは座学、冬の総合アレルギー講習会だけが実習です。もちろんパワーポイントのスライド満タンのテキストが配布される座学も素晴らしい。相模原のようなおやつは出ないが目からうろこのアレルギーワールドにおなかはいっぱいでも居眠りすることがない。年末の土曜日を休診にすることは迷惑をおかけするが特にインフルエンザワクチン接種に来たけど閉まっとったから今年はうっていないと例年言われる。

百日咳IgG抗体≧100

普段から漢方診療にお越しの方が咳が止まりませんと母親と来院された。まずは漢方薬を1週間処方したが効かない何とかしてと3日ご受診した。やっぱり長期処方するべきではなかった百日咳マイコプラズマダニカビなどを血液で調べた。百日咳のIgG抗体以外が結果出たところでやっぱり聞かない何とかして運動会のt練習ができない。百日咳のIgG抗体が100以上あればほぼほぼ百日咳だがなんと160もある。アジスロマイシンを一般名処方した、慢性咳嗽に漢方薬を処方するときはやはり注意がいる。かなり漢方薬で治る、吸入薬が効かないときには漢方薬が効くことが多い。今回は普段から漢方診療でお越しの患者さんだからこそごてなった。

運行状況の確認

15年ぐらい前に系統中医学講座参加を考えたが大風が関東直撃で朝6時ののぞみで姫路から日帰りしたことがあった。会場付近の四谷だか市ヶ谷だかで中央線で土砂崩れが発生した。系統中医学講座は予定通り行われた。東京の中は地下鉄の駅を見つけて潜ったら何とかなる。この度の台風15号は大阪では真夏日で晴天、しかし東海では台風直撃の恐れで16時40分最終の東京行のぞみが全席自由席で運行されたそうです。USJやディズ二ーランドで目いっぱい遊んで帰ることが当たり前になっている。私はスマホなど持っていないのでパソコンを持ち歩いている。神戸に行くときなど必須です、昨日も8時30分に魚住で人身事故9時20分再開、おおよそ60分は動かない。ちょくちょくJR神戸線運行状況と検索しないと何が起こっているかわからない。現場の駅員さんにも連絡はないみたい。台風15号では後続列車を待つため16時40分ののぞみ号は20分遅れで発車したらしい。さらにはそのあと東京までひかり号が一本は知ったらしい。新幹線や新快速も簡単に止まる、乗車後止まるのは仕方ない。乗車前に振り替え輸送があればチェックしたいものです。また梅田から帰ってくるとき運転再開に伴い新快速が2本続けてくるときは2本目に乗車するのが良い。市川増水の時は山陽電鉄が良い、JRは貨物列車は走っても新快速は簡単に止まる。曽根や宝殿で折り返し運転されると皆さん明石まで戻って山陽電鉄を使っている。姫路駅と明石駅はJRと山陽電鉄が近くにある。私も姫路から迎えのタクシーを呼んだことがある。

ダニの舌下免疫療法

今年は蒸し暑いためダニ抗原によるアレルギーの方が多いように思います。ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎を放置すると気管支喘息が発症する、女性なら薬を使用したくなくなる妊娠する前に男の子なら小学生の間にダニアレルギーと向き合うことは大切です。中学生になったら塾に部活です。ダニの舌下免疫療法だけを行っている人が目薬を含めてCAP-RASTがCLASS3であるにもかかわらず点眼液も内服薬も不要であるのでびっくりしました。スギの舌下免疫療法は年始の1月から原則花粉が全国のどこかで飛散しているかもしれないため行っていません。久しぶりにダニの舌下免疫療法を行いました。フルティフォームを吸入しておられる方です。ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対して日本では保険適応がありますが海外では国際ガイドラインであるGINAのガイドラインに基づき気管支喘息のStep1に対して有用とされていて推奨されています。臨床治験のデータの解析の仕方が異なるのか日本人の遺伝子の問題なのか、微妙です。まだまだ蒸し暑くダニの増殖に適しています.噛むダニとアレルギーのダニは大きさが違います。

ハードコンタクトレンズが良い

ハードコンタクトレンズがよいなあと心から思いお勧めしています。酸素透過性ハードコンタクトレンズを25000円で購入したとする、5年使えば5000円3年使えば8000円頻回交換ソフトレンズは3月で6000円、むちゃくちゃ高いさらにはワンデーだとひと月6000円。さらにマルチパーパスソリューションが高い過酸化酸素でも高い。変わった先生ね、高いレンズ売ったら儲かるのに、物を大切に使うのが今までの日本でした。これからは使い捨てかもしれない。ハードコンタクト主力の日本コンタクトレンズが倒産した。できればみんなハードコンタクトレンズに戻ってほしいが異物感が強くては要らない人が増えている。私の眼科にはそんな古いレンズをやめて使い捨てにしなさいといわれた人が多く来る。コンタクトレンズ診療などやめてしまいたいがそうもいかない、だったらハードコンタクトレンズの安くて安全を訴えハードからソフトへとレンズを変える人を無くそうと思ってお話しています。危険で高いレンズがソフトコンタクトレンズ、異常が生じても気が付くのが遅い。ランニングコストも高い。

系統中医学講座でしか聞けない妊娠のお話

今日はテンションが上がています。かんさいけいとうちゅういがく講座で妊娠のお話をみっちり聞いたからです。妊娠のお話は系統中医学講座以外ではなさっていないようです。違うかもしれないですがおそらく間違いない。2001年に系統中医学講座は始まりましたが最初は基礎理論編に方剤も含まれていました。何年か遅れて講座が一つずつ増えていき途中ゼミナール室という受講者からの症例をかいせついただくようなことも行われました。産婦人科のお話はかなり遅れて始まりました。最初はDVDではなくビデオでした、私の本だなにはビデオテープがいっぱいあります。お値段は最初から5000円でした、DVDにできませんかと質問用紙に書きましたが費用的に無理ですといわれましたが途中からDVDになりました。最初のビデオはコタローさんがお取りになったビデオが5000円、今のは東京で業者が撮影して5000円これは安す過ぎる。値上げしないとかなり苦しいのではないでしょうか。話は変わりますが、私のクリニックにお越しの患者さんが明日AIHをレデイースクリニックでなさる。今日も八味地黄丸よりも大防風湯というお話をなさっていました。その患者さんは前回の妊娠でも大防風湯を処方していました。補腎や温腎陽など生薬的に大防風湯はいろいろ面白い。今回も一回でご懐妊なさるとうれしいです。くれぐれも漢方薬飲んでると産婦人科の先生にはお話にならないように説明しています。この先生は漢方大嫌いで有名です。