記事一覧

抄読会何とか終わった

抄読会とは海外文献を読んで多くの医師の前で説明する。今年も抄読会の順番が回ってきました。検査センター委員会のお迎えの医師会館4階理事会室で洗眼についてお話させていただきました。緊張してマイクを使うことを忘れていました。参天製薬から点眼型洗眼液のウエルウオッシュアイが発売された。ただし保険適応外、そりゃ予防だから保険適応でないはもっともです。アイボンは小林製薬が発売しているカップ型洗眼液です。カップを使いまわしするのが良くないと思うが論文には大丈夫と記載がある。アイボンが生理食塩水よりも角膜にやさしいというのが今日の論旨でした。他科の先生には少し受けたみたいです。アカントアメーバが水道水、日本の水道水にいるとは知りませんでしたと内科の先生に言われた。塩素では死亡しないアカントアメーバはソフトコンタクトレンズの保存ケースに入り込むと厄介です。ソフトコンタクトレンズ用のMPSが高いから水道水をケースに入れるとアカントアメーバがコンタクトレンズケースで繁殖する。ソフトコンタクトレンズで角膜が傷つく、傷から黴菌が侵入するこれがアカントアメーバ角膜炎です。私は結構水道水を使わないでくださいと指導を行うのでまだ経験がありません、一生見たくないアカントアメーバ角膜炎。