記事一覧

男女更年期の視点から考える

グランドフロント大阪へ男女更年期の視点から考えるという講演を聞きに行ってきました。国際医科学研究会というところの講演会で参加費3000円です。東京と大阪と交互でなさっているとのことでした。お茶いっぱいもないひたすら勉強する講演会でした。後援は日本生物製剤さんでした。私がほとんど使ってない肝機能障害のプラセンタ💉のラエンネックの会社です。私は更年期女性にメルスモンをたくさん使っています。更年期症候群には3つの症状があり肩こりなど関節の問題、眼精疲労などの疲れのぼせ火照りや不眠症など精神的な問題です。プラセンタはE2を直接上げる働きはないそうです。HRTは安全だが乳がんになりやすとかマスコミが記載したため怖い治療と認識されプラセンタに期待する方が多い。男も女性ほど顕著ではないがゆっくりホルモンが減っていくそうです。男性更年期と加齢男性性機能低下つまりLOW症候群は重なるところと異なるところがあるそうです。LOE症候群はホルモンの低下を必ず含む概念だそうです。アンチエイジングを心掛ける人はタはタダフィルをしばしば服用されているようです。今日は腎虚に牛車腎気丸が効いているという人を診療しました。

プラセンタ注射

明日も飽きずに大阪駅前来たヤードのグランドフロントへプラセンタの勉強に行きます。会費は3000円。私は保険でプラセンタの注射をしています。再診料込みで一回500円です。決して利益を生むものではありませんが更年期の症状改善にはいろいろな効果を発揮しています。リウマチではないのに朝むくむ女性はかなり多いようです。老眼か更年期かわからない肩凝りなどいろいろ改善します。少し冷えると風邪に罹患する人もよいといわれます、ただアトピー性皮膚炎の美肌目的には無力でした。日本人の献血が30年ぶりに海を渡るそうですがプラセンタの注射も日本人のものです。良いことばかりではなくスローウイルス感染症は20年以上経過して発症します.スローウイルス感染はヒスタグロビンなどの血液製剤でも起こります、したがって血液製剤の記録は長期にわたり保管が必要です。更年期の女性がお越しになり受付カウンターに目が行くその先にあるのはプラセンタ療法のチラシです。ラエンネックは肝機能障害、メルスモンは更年期障害の女性です。メルスモンは男性更年期には残念ながら使えません。

漢方薬

漢方薬の飲み合わせについて聞かれた、釣藤散と半夏厚朴湯はどうですか。どちらも二陳湯加減です。人参や黄耆の補気薬は入ってないので元気はある、気虚の体質ではない。釣藤散は菊花が入っている貴重な処方です。空気中は実邪ばかり毎日むしむし厚い今の時期にぴったりのような気がします。二陳湯は痰邪・飲邪を取り除きます。五苓散で利水するのと二陳湯で利水することが一番異なるのは気の巡りです。生薬で見れば甘草含有の有無です。麻黄が入った処方が服用できないことが最近多い。睡眠が浅くなる。甘草が配合された症でむくむという苦情もある、甘草によるむくみはある、、甘草フリーでカプセル・錠剤になると選択がかぎられる。利水剤は甘草が配合されないものが多い。乳頭が賦形剤で使用されているものはなんか調子が悪いから別のメーカーに変えてほしいといわれることがある。一番怖いのは発熱と咳です、これが間質性肺炎のことがあり怖い、私のトップ処方の二朮湯はおうごんが入っています。メーカーによる違いは非常に大きい。

低分子の薬の今後

西洋薬も漢方薬も屋か引き下げに苦しんでいる。高分子の薬は開発が進むが今後開業医が使う薬は進化しないところまで進んでいる。芎帰調血飲第一加減は医療用漢方製剤の太虎堂の芎帰調血飲に桂枝茯苓丸を加えたようなつまり理気薬に大きな特徴がある芎帰調血飲に活血を強化した構成になっている。ツムラと老舗コタローの2強あるいは漢方薬が保険で処方できなくなれば残るのは医療用エキス製剤80パーセント以上を誇る会社と匙クラブを有する会社になります。漢方薬局の薬味ダンスはカラになってきているそうです。赤字が募ってきているそうです。若い薬剤師さんはアレルギーで倒れているそうです。P-CABの講演を聞きました。PPIとのつかいわけH2BLOCKERとの使い分けのお話がありました。多くの方がもうH2BLOCKERやPIは使わなくてよいのかあるいはずっと使っていてよいのか。日中効果が弱いH2BLOCKERが日本人に遺伝子多型が多いPPIに変わり上部消化管出血による絶食で入院して24時間サーフローでつながれる私の研修医時代の治療は大きく変わりPPIで内服のみになった。PCABでLA分類C/Dの方への有効率が上がった、このように漢方薬も原料高で薬価が逆ザヤになるよう誘導されいつの日か保険から削除されるかもしれない、あるいはメーカーが持たない。西洋薬メーカーは最低薬価を目指してどんどん薬価が下がっていく。

漢方診療

問診表をご記入いただき診察して、診察とは四診合算、脈を診て、舌を診て、中医学だから腹診はせず。全身の病気がおなかに出る万病腹診説?には納得がいかず腹診はしません。少なくてもおなかの圧痛点一つで方剤が決まるとは思わない。後は問診票の確認です。5日便が出なくても便秘とはおもわない。という確認が必要な人がいる。このブログを一番お読みいただく患者さんは夏には石膏知母が入るが服用できる。冬になると今までしもやけができていた。しかし気剤の香蘇散を一つ肝の巡りを付けるために入れたよくなかつた。石膏・知母で冷やす、黄色の生薬が3つ入った黄連解毒湯で冷やすのはどう違うか。黄連は心つまり司令塔まで冷やす、心主神。いちばん神を冷やす黄連は体を強力に冷やす。石膏・知母は胃の熱を冷やす。オウゴンが入っている処方は間質性肺炎が怖いのでできれば短期にするよう処方をシフトしています。冷えるという訴えを内科でするとユベラが出るくらい。血流をよくしてもしもやけには今一つ。前医を否定するわけではなくユベラを欲しいという方には心の支えとしてお出ししています。漢方薬の紅参はただの人参とは違います。八百屋の人参はせり科、西洋ニンジンはカナダでとれるので八百屋には売ってません。気陰両虚に使います。今日は自宅で勉強です。

産婦人科漢方

京都から女性婦人科医の講師が姫路にお越しになり婦人科医からのおすすめ20処方を学びました。漢方薬を使う医師は産婦人科にかかわらず参加できる会です。生薬に注目して方剤を選ぶという点でわたくしと似た考えのお話でした。最初は八味地黄丸が不妊治療に有効であったというお話師から始まりました。八味地黄丸といえば腎虚の薬でお若いあるいは40歳ぐらいの不妊症に使うことおおくはないと思う。先天の本の腎を補うことは重要です、しかし疏肝理気だけをしていることが多いと思う。肝腎同源だからどちらのも配慮がいるはずです。疏肝理気のお薬は四逆散、香蘇散であり本来柴胡・黄ごん・半夏の日本の柴湖剤ではない。柴胡と芍薬あるいは香附子、ところが香蘇散は本来煎じてはいけない散剤である以上揮発成分が飛んでしまう。四逆散と八味丸や大防風湯が良いと私は思った。香附子は気の巡りを下げてくれる。柴胡であおるのは余計に女の人がカッカするもとです。黄連・オウゴンが入った女神散さらには香附子配合です。今日の産婦人科漢方研究会言ってよかった。姫路城は週末でお月さんのようなまあるライトアップがありました。

漢方大阪セミナー

漢方大阪セミナーに初参加しました。8回目だそうです。30人以上の参加者で満席でした。梅田のスカイビルにはしばしば言ったことがありますが漢方薬のお話では初めてです。22階なのでみはらし良好です、宝塚ファミリーランドの観覧車が見えていました、むくみを主題に水の異常についての講演でした。そしていつもの大阪漢方談話会へとタクシーを飛ばしました。日本東洋医学会の兵庫県部会で講演された新進気鋭の先生の講演でした。学生時代から漢方薬に造詣が深いというだけあって素晴らしい講演でした。補剤を中心に漢方医学に取り組まれているようです。補中益気湯を中心に漢方診療をされているようです。昨日の夜は姫路城を真正面に見るとプロジェクションマッピングのお月様が姫路城の東側で動いていました。今日も姫路城は観光の方でいっぱいでした。銀杏が黄色に色づき桜の葉っぱが赤く色づいています。また漢方薬の講演を聞き楽しい一日でした。書写ロープウエイ戦のバスが定時に運行していました、一週間ぐらいしたら時刻が乱れると思います。良い天気が続きスギ花粉の飛散がみられます、ご注意ください。

大阪ラバー

先週は梅田のグランドフロントで東洋医学会の関西支部例会が行われました。今日も梅田です、ホテルサンルート梅田と梅田スカイビルの二つの会場で二つの漢方薬メーカーがともに人気講師でほぼ同時刻に講演会梅田をヨドバシカメラ側に出て西に行けばむくみのお話,阪急インターナショナル目指せば皮膚科のお話。勉強には欲深いので悩んでしまった。普段はコタロー漢方薬ばかりでクラシエ薬品の講演会があるとはつゆ知らなかった。昔鐘紡ビルが帝国ホテルの横にあった時は良く講演を拝聴させていただきました、そのうちクラシエのMRさんは来なくなり最近は忘れたことにお越しになるが講演会の案内なんていただいたことがない。ハートフル観光研究会というのが昔はあった、最近案内も来ない。漢方を一生懸命学ぶ医師薬剤はどちらの講演を聞きにいかれたのでしょう。私は欲張りだから今日も気管支喘息と糖尿病の二つに参加しました。明日も二つに少しずつ参加したぃなあ。休もうとしたが目が覚めた。ある高名な方が漢方薬保険適応5割仮説が実行されたら残る製薬会社は一つ、K社ではなく匙クラブのある社が残るとひとりごとをを聞きました。姫路城なんかエベントを夜にしています。姫路城に満月が動いていた。

スマホ・コンタクトレンズ・マツゲ

若い女性の行動あるいは生活を大きく変えたものがスマホ・コンタクトレンズ・マツゲです。これだけ今まで不要であったものにお金を使うと何か削る必要がある。固定電話が私の生まれた家にはあった、当時みんなご近所の檀家さんが電話を借りにお越しでした。私の父が官公立の病院の主任医長であったため患者さんの様態に変化があると連絡が必要というので私の家にだけ電話があった。そんな裕福な環境で私は大きくなりました。いまでいう兼業が認められていました、寺の住職で教員の方が多く利一大電話がある。いた。それがいまはひとリ一台のスマホがある、さらには格安スマホというものがある。コンタクトレンズなど私の高校時代いなかったと思う、ところが私が卒業した高校の女子は50パーセントコンタクトユーザーらしい。おまけに姫路市のとある公立高校の女子生徒のカラコン愛用率20パーセント、生徒指導の先生頑張って。まつ毛エクステの接着剤での生涯の女性は少なくない。塩野義のグラッシュビスタは高くて購入者がいない。お金がいることばかりです。グラッシュビスタはもっと値段を下げてたくさん販売したほうが塩野義製薬とアラガンにとってもよいと思う。

一貫堂医学について学びました

今日は日本東洋医学会の関西支部例会の参加しました。お目当てはツムラがスポンサーのランチョンセミナーです。ツムラさんのMRさんがたくさん手伝っておられました。講師は木村豪雄先生。テキストは以前別のところでいただいたものです。一貫堂医学は黄耆やニンジンを使わない医学です。瀉法が中心です。虚弱な方にも冷やす方剤、大便を出す方剤を使う漢方の一つの流派が一貫堂医学です。中島髄象先生は汗下でしゃすることで虚弱な人に反発力そして正規の活性で身体が温まる、乾姜や附子で冷えを温めるのではなくスパルタ教育を実施したそうです。完全な一貫堂医学はせんじ薬でないとできない、生薬を抜くことがエキスではできない。エキスで一貫堂の漢方薬を用いるにはコタロー竜胆寫肝湯を採用しないといけないとかねてから思っているが採用するに至ってません。荊芥連翹湯も同じく採用してません、黄芩を使うと間質性肺炎のリスクを上げるのが怖いからです。今日は快晴の中グランドフロントで有意義な一日が過ごせました。三連休は終わりです。寝ます。