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一貫堂医学について学びました

今日は日本東洋医学会の関西支部例会の参加しました。お目当てはツムラがスポンサーのランチョンセミナーです。ツムラさんのMRさんがたくさん手伝っておられました。講師は木村豪雄先生。テキストは以前別のところでいただいたものです。一貫堂医学は黄耆やニンジンを使わない医学です。瀉法が中心です。虚弱な方にも冷やす方剤、大便を出す方剤を使う漢方の一つの流派が一貫堂医学です。中島髄象先生は汗下でしゃすることで虚弱な人に反発力そして正規の活性で身体が温まる、乾姜や附子で冷えを温めるのではなくスパルタ教育を実施したそうです。完全な一貫堂医学はせんじ薬でないとできない、生薬を抜くことがエキスではできない。エキスで一貫堂の漢方薬を用いるにはコタロー竜胆寫肝湯を採用しないといけないとかねてから思っているが採用するに至ってません。荊芥連翹湯も同じく採用してません、黄芩を使うと間質性肺炎のリスクを上げるのが怖いからです。今日は快晴の中グランドフロントで有意義な一日が過ごせました。三連休は終わりです。寝ます。