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蕁麻疹のお話し

蕁麻疹ガイドラインが改定になることを受けて蕁麻疹のお話を聞くことが多い。先日、商工会議所で蕁麻疹の話を聞きました。診察終了間際に蕁麻疹の方が二人も来られた。蕁麻疹は生涯有病率が高い。ガイドライン改訂により4週以降を慢性蕁麻疹と言いましたが6週に変わるそうです。ゲ-レンのガイドラインに倣っているそうです。2ndLINEがH1BLOCKERとLTRAが優勢になりワクシニアウイルスやDDSトランサミン、抗不安薬、グリチルリチンが少し下のランクになるということです。適応外使用をガイドラインが推奨するという意外な展開です。3rdLINEはゾレアが入ってきます。先日違う演者が蕁麻疹が治るのは一年で35パーセント。平均罹病期間6年とおしゃってました。ゾレアは蕁麻疹では気管支ぜんそくのように使用方法は簡単です。気管支ぜんそくでは0ではないが蕁麻疹ではアナフィラキシーはないとおききします。どんな安全な薬も副作用はある。特に使用量が増えれば副作用はある。なんせ9万円の薬価が付く、値段を聞いて引いてしまう。アトピー性皮膚炎の生物製剤デュピクセントに比べてEASIで評価しなくてよいし使いやすいような気がするがデュピクセントアトピー性皮膚炎に使われているそうです。しかし、生物製剤がバンバン使われたら医療経済は破綻する。第12回相模原臨床アレルギーセミナーでは蕁麻疹の話がない。

ステロイドの内服で自然な製剤

ステロイドはちょっとという方がいまだに少なくない。セレスタミンはもっと悪いが半減期が長時間のステロイドが入っていると知らない人が多い。ステロイドには即効性がない急速静注には意味がない。ニュースステーションにおけるキャスターの発言が日本人に大きく影響したそうです。ステロイド内服で自然なものとは半減期の短いものです。ステロイドの内服は悪者になっていることが多い。ステロイド外用も悪者になっていることが多い。アトピー性皮膚炎では標準治療がステロイド外用になっている。ステロイドの内服を処方する機会は大変少なくなっている。注射でステロイドを使用する機会はもっと減っている。外用薬は大幅に増えている。ハワイに旅行してBURNを起こした人、アトピー性皮膚炎の人などの。非ステロイドの外用薬アンダームは2010年発売中止になっている。普通じんましんはもぐらたたきになるからステロイドホルモンの外用薬の処方はしません。ガイドライン上じんましんにステロイド内服を多用するのが日本のようです。HRTでもホルモン補充を嫌がる方が少なくないようです、プラセンタというと説明を聞きたい人がかなりおられる。プラセンタにもクロイツフェルトヤコブ病の感染リスクがある。保険適応のプラセンタ💉は人のもですがサプリメントの錠剤はぶたとかです。

無事終わりました

相模原臨床アレルギーセミナー第一日が終わりました。アレルギー対策基本法で日本のアレルギーを担う医師はA案において相模原臨床アレルギセミナーと総合アレルギー講習会にそれぞれ2回参加することが義務化になるようです。愛も若きも一生懸命アレルギーを学んでいます。18時まで勉強して姫路市医師会でご一緒に仕事をしている医師ばかり中華街へと行きました。舌下免疫療法ではカビが採決で陽性の人は効きにくいそうです。自己免疫疾患の人、不安定な喘息の人は禁忌だそうです。セレスタミンはlongのステロイドが入っているので要注意。LONGは30から54時間の長い半減期が問題です。できるだけステロイドは注A射ではなく内服で用いる。10人に1人はAERDだから琥珀さんエステルには要注意。内服ステロイドの吸収は100パーセントに近いから。アスピリンは非ピリンでAERDとは異なります。3週から8週ン隻を一回見てCVAと診断してはいけない。メプチンのようなベータ刺激薬の吸入を単独で続けてはいけないすぐに耐性化するからです。ICSプラスLABA大きく喘息を変えた。明日は8時50分から18時まで頑張ります。

東静漢方研究室200号記念講演会

9月2日の日曜日に東静漢方研究室発汗が200号になるさらに東静漢方研究室が休刊になる記念講演会が行われる。東静漢方研究室にしばしば投稿されていた岐阜県の多治見眼科の半田季久美先生は参加されるそうです。私はアレルギー学会が今年初めて全国をインターネットでつないで行う講演会を大阪でのTKPで申し込んでしまっている。参加したいが・・・・。東静漢方研究室は三島の中川先生が続けて発刊された雑誌です、国立東静病院には昔国立病院であるにもかかわらずいろいろな漢方を持ちていて患者さんを治療してゆこうとやいう新進気鋭の医師がそろっていたそうです。斎藤輝夫先生もそのおひとりです。前日たくさんお酒を飲んでいても次の日の朝から資料も見ず素晴らしい講演を日本医科大学の三浦おと準教授が主宰されていた夏休みのセミナーをなさってました。三浦音東邦大学教授や斎藤輝夫先生の講演は聞いていて楽しくオリジナルの講演です。三浦先生や斎藤輝夫先生を動とするなら中川先生は静。最後にご講演を拝聴したのは岡山のコンベンショナルセンターでした。大阪梅田で聞いたのと同じ内容でした。何度同じ聞いても新鮮なご講演でした。岡山の講演の時誰も質問を売る人がいなかったので馬鹿なは私がご質問させていただきました。先生の著書でまずどれを購入して勉強すればよいですか?に

アレルギーの専門医講習会

第一回臨床アレルギー講習会のテキストが届きました。一枚一枚が大きなパワーポイントのスライドがテキストになっています。第一回臨床アレルギー講習会はネット配信で東京の講演を全国例えば大阪で聞くことができる画期的講演会です。そして今日はもう一つ東京で行われる第54回アレルギー学会専門医教育セミナーの申し込み日でした。15時からWEB予約でした。第5回総合アレルギー講習会は12月15日と16日の大阪で初めて行われる第五回総合アレルギー講習会の申し込みは9月2日です。いよいよ明日から第12回相模原臨床アレルギーセミナーが始まります。こんなに講習会を行っているのはアレルギー学会のみです。国立成育医療センターや相模原病院といった日本でアレルギーのトップの医師のお話を聞くにはこのようなセミナーを学会がどんどん行うのは素晴らしい。今日から3日間パシフィコ横浜からみなとみらい21の景色も休憩時間に眺めながら素晴らしい3日になると期待しています。若い医師が多く私のような年配の医師は少ない。質疑応答の時間もなくどんどん話が進んでゆく、3月に姫路市医師会館に来られた成育医療センターの松本先生の講演をもう一度拝聴できるのが最大の楽しみです、あの時は講演が終わった後深夜までウーロン茶片手にいろいろアレルギーの質問に答えていただきました。私の夏休みはパシフィコ横浜での相模原臨床アレルギーセミナーです。