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神田橋処方

今日は明石まで漢方の講演を聞くため遠征しました。昼間は眼科学校検診のどかな姫路市北部の学校へ行きました。毎年、楽しみにしているのは鶯の鳴き声です。小学校の東の森で鶯が毎年なくのです。今年も数分ですがさえずりを聞きました。荒神山のみならず姫路市北部には産廃処理上問題があるそうです。自然を守るためには地主さんがみんなのために山を手放さない努力がいる。西明石駅で以前迷子になったことがあるが今回は無事ついた。基礎的な会で得るものはなかった。私が普段学んでいる漢方とは次元が違うものでした。脈診をして舌診をしてお薬を決める。これが私の基本的スタンスです。漢方薬はあてものではない。ただこの会で売るものが多い人のほうがきっと多いと思う。私は例えば神田橋処方をPTSDの方に出すにもいろいろ考える。脈と舌を診る。今日は午後の診察で桂枝湯と四物湯の組み合わせが神田橋処方です。から黄耆建中湯と加味帰脾湯を処方した。今日の午後は若い女性が多かった。若い女性は錠剤を好む。姫路に中医学や系統中医学が広がればもっと効く漢方を実践できる。