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兵庫漢方医学談話会

今日は兵庫漢方談話会へ朝から行きました。講師は姫路にも大昔にお越しいただいた峯尚志先生です。一味の生薬から治療を考えるというタイトルでした。一味とは黄耆のお話です。最近峯先生は講演されることは全くないと聞いていました。メーカーの講演会としては珍しく黄耆という生薬一味のお話です。一つの生薬について2時間の講演は珍しい。黄耆はサプリメントにもなっているとのお話でした。効果として補昇散行固があるそうです。補気薬には四君子湯、建中湯に分けられる。建中湯とは桂枝湯の加減です。桂枝湯のシャクヤクを2倍、膠飴を加えています。建中湯は腸管粘膜を潤し傷ついた粘膜を修復すると考えるそうです。私は挙手して2つ質問をさせていただきました。一つは答え保留となりました。もう一つは肝気虚の症状です。肝気虚は普通の日本漢方では存在しないとされていますが中医学では取り上げられます。朝起きれないことが肝気虚だそうです。朝起きて食べれないのは脾気虚だそうです。私の質問を済ますと新神戸12時29分発ののぞみで広島へ向かいました。今週後半はパシフィコ横浜でアルギーの特訓です。

広島漢方談話会

広島駅の近くのホテルニューヒロデンで西本隆先生がメンタル疾患の漢方治療のお話をなさるとのことで神戸の元町からそして新神戸から広島まで何とか西本隆先生の講演に間に合いました。コタローさんの吉備漢方・広島漢方談話会には時間が合えば参加させていただく。岡山と異なり広島は遠い。新幹線の費用も高い。西本隆先生のお話は9月にも大阪で聞ける。姫路にいても日本漢方しか聞くことができない。他所に遠征するしかない。通膈湯についてせんじ薬の話をされました。エキス製剤をどのように組み合わせても作ることができない処方です。エキス製剤では甘麦大棗湯や桂枝加竜骨牡蛎湯、柴胡加竜骨牡蛎湯について症例を交えてお話しくださいました。あっという間の2時間でした。広島の街は赤一色、今日はマツダスタジアムで試合があるので余計に赤一色でした。しかしながら姫路にとまるのぞみは少ない。今週は横浜に行くが19時台は一台も姫路にのぞみののぼりが止まらない。

講演会

8月4日(金曜日)から8月(日曜日)日まで第11回相模原臨床アレルギーセミナーへ参加します。もちろん西川クリニックは休診です。若い医師が多いそうです。参加費が35000円もするのでみんな熱気むんむんだそうです。宿泊費と旅費を合わせたら10万以上します。朝9時から18時まで頑張ろう。昨日は朝から神戸でした、午前は峯尚志先生の黄耆の話を拝聴しました。そして午後は広島へ飛び西本隆先生のメンタルのの漢方薬のお話を聞きました。漢方薬を体系的に学ぶのは関西系統中医学講座、あとのメーカーさんの講演は明日からの診療で何か使えるお土産目当てに参加している。今月も今日で最後です。コタロー漢方名古屋セミナー、大阪漢方談話会と6回コタローさんの講演会に参加しました交通費だけで5万円以上かけています。しっかり復習しないと元が取れません。DREAM COMES TRUEの大阪ラバーは大阪弁で癒されます。水曜日は診療終わったらメリケンパークオリエンタルホテルへ講演を拝聴に行きます。3日の木曜日は診療終わったらNOZOMIで横浜に向います、なんと19時台は姫路には一台ものぼりの望みは停車しません。