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心因性視覚障害

心の問題が体に現れるのが心身症です。心の問題が視力低下につながるのが心因性視覚障害です。最近学校検診で心因性視覚障害の子供さんが増えている。これも少子化の影響と思います。女の子で長女、精神年齢が高いからできる子と思い無意識に突き放すと心因性視覚障害は起こる。眼科学校検診で心因性視覚障害の生徒及び児童が多くなっている。視力が悪いと近視と思って保護者が連れてくる。しかし、思春期の女児では心因性視覚障害が多い。特に長女では多い。両眼の視力が同じくらいで眼鏡をかけても視力は変わらない。私のクリニックでは普通のオートレフと両眼開放オートレフの両方のレフで時間と患児が許すなら両方検査しますが結構値は異なります。両眼開放オートレフは優れものです。眼鏡かけたい願望のお子さんも増えている、ドなしの眼鏡をかけるとすぐにニコニコ笑顔でよく見える、しかし保護者の中には荷はそんなものとそっけない方も多い。姫路は一年に一回しか視力を学校で測定しない。秋には視力検査がありません。

診察せず薬を出す

保険診療では医師に処方権、そして薬剤師に調剤権がある。私のクリニックの近くでも薬だけというのが存在して居り迷惑しています。アレルギーの領域はお金さえ出せばOTCでいろいろな薬が販売されている。アレルギー性鼻炎薬のデイレグラはないがプソイドエフェドリン配合剤ならいくらでも販売しています。診察せず薬を処方することは無診療投薬として法律で禁じられているにもかかわらず薬だけという言葉が残っている。サフランを処方して無診療投薬として大阪であげられています、医師でもサフランを知らない人は多いようです。不眠や瘀血にはサフランが良い。さて相談があるという患者さんが時々来る。本人が来院せず保険診療はできない。先週末はNOVA社のゾレア、今週は同じNOVAグループのA社の講演会に参加したがノートは表紙がないレポート用紙、ボールペンは既製品よしてスクリーンには適応を守って処方すると強調されていました。今日の講演の中でも他社の薬のSTUDYが紹介されていました。今日の講演はA社の設立記念のようですが交通費は自腹でした。来年は同様の会は?とのことでした。