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女性アスリーツ

日医認定スポーツ医の講習会で女性アスリーツについて専門家の女性医師の話を聞いた。シャラポア選手のドーピングでタイムリーな講演会です。漢方薬の中でも麻子仁、半夏、麻黄が禁止物質だそうです。漢方薬においてはすべての成分が明白でないからだめらしい。つまりドーピング検査が行われる競技では漢方薬の投与をしてはいけないのです。利尿剤は尿が薄まるからだめらしい。喘息の薬では目プチンやホクナリンテープが禁止物質だそうです。女性アスリーツ月経周期という男性アスリーツにはないものがあるからには難しい。女性アスリーツの3主徴とは骨粗鬆症、無月経、LOW ENERGY AVAILABILITYです。無月経による低エネルギー状態が骨粗鬆症を促進する。女性の体重は月経前から月経中に増えるそうです。月経後体重は減少する。ESTROGEN依存性に18から20歳で最大骨量を獲得するそうです。つまり10歳代でのESTROGENの低地が問題です。ところでプロ野球の選手がドーピング検査を受けるチームの3選手にお金を渡していたとか。漢方薬もドーピングは要注意です。

スギ花粉症2016

姫路では今年はいや今年もスギ花粉が飛散しない。とても暇です。目があかい人がお越しにならない、目が赤いと思ったら違う病態です。うちの子供もスギ花粉が免疫療法で治ったかの様子です。シダトレンをしている人も満足ですとおほめいただく、しかし3年前に比べスギ花粉の飛散が非常に少ない。スギ花粉症の舌下免疫療法をやめるひとは全国的に10人に1人だそうです。鼻が詰まって眠れないという人も見えない。スギ花粉の飛散は向こう10年減ることなしと言われているが昨年も今年も花粉症が軽い。スギ飛散は8月の日照時間と降水量と気温と3月の雨により変化するとされています。落としなら漢方薬の顆粒や細粒でなく錠剤やカプセルでも十分に対応でそうです。もうすぐヒノキ花粉に代わる、今年はずいぶん診療が暇に終わりそうです。しかし、わかりません。スギの花粉飛散が非常に多いとニュースでは報道されます。シダトレンをされている方がニコニコされています。薬をやめてから楽になるシダトレンが治療中に楽になっています。