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トリイのヒスタミン二塩酸

OASの診断にPRICK BY PRICK TESTが必要です。アレルゲンスクラッチエキスの陽性コントロールのヒスタミンは今までは大きな病院では倫理委員会を通過しないといけないものであったそうです。。2016年1月から陽性対照液「トリイ」ヒスタミン二塩酸が製品として登場するそうです。陰性コントロールは生理食塩水です。前腕屈側に滴下します。第二回総合アレルギー講習会でプリックテストを学んできました。案外簡単でいつでもできそうですがいろいろ盲点はあります。まず、薬は3日前からやめておくこと。即時反応を抑えてしまうからです。ランセット針は血が出ないようやさしく押さえる。そして最後に陽性コントロールとして鳥居薬品のヒスタミン二塩酸を針で刺すことです。そして液をふき取って15分後に判定します。ヒスタミンの膨疹の径の倍以上なら4+、同じ径なら3+といった具合で判定します。PRICK BY PRICKTESTではリンゴは皮の方が抗原性が高いそうです。芯の近くを針で穿刺するとよいそうです。モモは冬にはありません、凍結した桃でも同じ結果になるかは今研究中だそうです。TOTAL ALLERGISTを目指して頑張ろう。