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第78回関西耳鼻咽喉科アレルギー研究会

きゅはとうきょうはあめ三共がスポンサーでおおさか薬業年金会館で長い間行われてきた関西耳鼻咽喉科アレルギー研究会がTKP心斎橋駅前カンファレンスセンターで行われるようになった、さらに今回からは鳥居薬品のスポンサーで行われるようになりました。アレルギー学会で何度かお話を聞いた埼玉医大と羽曳野医療センターの先生がアレルゲン免疫療法のお話をしてくださいました。今年2月からダニの舌下免疫療法が小さなお子様にも適応となりました。内科学会開さいちゅうにもかかわらず京都からわざわざアレルギーの講演にお越しくださった先生には感謝します。そしてかえりには姫路で病院経営されている先生にいっしょに帰りましょうと誘っていただきましたが東京に勉強に行きますので失礼しました。今日は天気が悪い、しかし今日はコタロー漢方製薬の仙頭正四郎の新しいシリーズZTOAが始まるので頑張ろう。漢方薬も舌下免疫療法も優しい治療です。ゴルフをして一日過ぎるのも患者さんに役立つ医学を勉強するのも一日です。来週は日本眼科学会、今週は日本内科学会いくらお金があっても足りない。働き方改革の時代にコタローのMRさんは休日返上です、感謝します。仙頭征四郎先生も休日返上で先週は山口、再来週はか中医学講座です。奉仕以外の何でもない。感謝,シェイシェイザイジャン。

姫路の4月の花粉症

鼻が詰まると睡眠が浅くなる。何とかしてくれと朝一番の受診者がおっしゃいます。ヒノキ科の花粉症は鼻が詰まる、のどがイガイガするのがスギと異なる。4月はヒノキ科の花粉症そしてシラカバハンノキつまりブナ属の花粉症も姫路では観察されます。ブナ科では六甲山のオオバヤシャブシが全国的に有名です。では姫路ではどうなのか?姫路が全国に誇るアレルギー専門医で姫路で唯一花粉をダーラム式で観察されている黒坂文武先生の夜とドングリの仲間の椎の木や樫の木がブナの仲間だそうです。黒坂文武先生の理論的なお話は素晴らしい、アトピー性皮膚炎が減っている原因は畳つまりイグサの使用の減少と関係するという言うものです。なぜシラカバやハンノキ花粉が重要かというとPFSやOASの原因としてリンゴなどのバラ科の植物や大豆特に豆乳やおぼろ豆腐を食べると口がイガイガする。これが口腔アレルギー症候群やPOLLENFRUITSALLERGY(花粉果物症候群)です。私は眼科専門医を有する全国で30人のアレルギー専門医の一人です。以前は兵庫県では一人でした。姫路ではアレルギー性結膜炎が非常に増えています。

理想の抗アレルギー薬はまだない

理想のアレルギー薬はまだありません.理想のアレルギー薬とは速効性で効果持続、副作用が少ない、安全で長期投与ができる。投与回数が一日1から2回でアドヒアランスがよい。デザレックスが売れすぎてアルフレッサ姫路支店から消えたそうです。ご来院の患者様でデザレックスを処方していた方には多大なるご迷惑をおかけします。ビラノアは素晴らしいが15歳以上にしか投与できない。先日はコタローの葛根湯辛夷川穹が薬価改定前で門前の薬局から消えた。MRさんがご迷惑をおかけしますというからなくなったと思ったら300錠アルフレッサから入荷したらしい。よかった。14日しか出ないがルパフィンのファンも次第に増えている。アレルギーの患者様が集中すると弁病で処方することが多く調剤さんも大変です。漢方薬は返品不可商品です、仕入れが難しい。スギ花粉症の絶下免疫療法シダトレンはやはりかなり効いています、皆さんレスキュー薬は不要とおっしゃいます。発売時期からシダトレンを導入した方は5人。赤穂と加古川の方は途中で近くに転医した。残り3人が卒業された、しかし3月お薬を取りに来られませんでした。シダトレンはよく効いてます。

ダニの舌下免疫量は年齢制限がなくなりました。

シダトレンでものすごく口がかゆかったと患者は少ないです。昨日鳥居薬品のWEBを見ていてダニの舌下免疫療法が急に2月から増えているそうです。小さなお子さんはいっぱいダニの舌下免疫を開始されていると聞いてお母さま方熱心だと思います。という私はすぐ花粉とヒノキ花粉そしてシラカバハンノキの口腔アレルギー症候群そして全身の漢方診療で大忙し。漢方薬18日初診でくださいという漢方と西洋薬がわかっていなくて困ります、あっていなければ破棄することになります。もったいない、漢方薬には証や弁証があります。みんな薬が違う。季節によっても私冷える熱いで薬を買える。先日いきなり60日呉といわれもちろんお帰りいただいた。私は天台宗の本山比叡山延暦寺の横川でで三頭巡拝をした三千仏の礼拝業もした。今も僧籍がある。全く活動はしていない、しかし御仏にお仕えする気持ちだけは持っている。ちなみに階級はかなり高僧です。だから患者さんのためにならないことは厳しくしかる。体質改善、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、過敏性症候群、不妊治療で頻回にお越しの人には丁寧懇切に診療しています。受診をお越しいただけない方はどうしようもない、短時間で分かるわけがない。舌下免疫療法も続けている人はみんな効いてます。

ヒノキ科の花粉症

今年もヒノキ科の花粉症の季節がやってきました。スギ科には舌下免疫療法がある。花が詰まる、のどの違和感。これに対して💊は杉と同じという方も多いと思います。因人制宜とは中医学の言葉で人によって薬を変えることです。因地制宜は湿気の多い日本と砂漠の違いです。最後に因時制宜は3月のスギ花粉症と4月のヒノキ花粉では漢方薬を変えることです。患者さんは馬鹿の一つ覚えのように出来だけたくさんというが無視。漢方診療は西洋医学とは異なる。暖かくなってくると温める生薬ではなく冷やす生薬の使い方が重要です。しかし昨日はまいりました、コタローの葛根湯辛夷川穹が診療中なくなってしまい仕方がないからクラシエの葛根湯川穹辛夷の錠剤を処方した。絶対に錠剤よりエキス顆粒やエキス細粒のほうがきく。またコタロー製品は漢方エキス製剤の老舗、PIONEERなので香りがよい。残念でした。しかし薬価改定の前の日にここまでもお止めるのは無理なお話です。明日からは新しい薬価で診療です、シダトレンの薬価が上がります。

デレグラよりも漢方薬

かつてデレグらを花粉症にたくさん使いました。今年はできるだけデイレグラは漢方薬に置き換えれいます。漢方薬は多種類の生薬配合でバランスを大切にしています。漢方薬にはプソイドエフェドリンが配合されたものがあります。しかしデレグらに比べ量が少なく安心です。デレグラは長期に服用するものではない。続いて点鼻薬OTCの点鼻薬は血管収縮薬ですので癖になる。プソイドエフェドリンも内服ですが血管収縮薬ですので癖になる。血管が収縮して鼻づまりが改善する、血管が膨張すると鼻閉が起こる。繰り返しているうちにプリビナやOTCの点鼻薬は悪魔の薬になり替わる。デイレグラにもその可能性はある。だからサノフィも免がら年じゅう使えとはおっしゃっていませんが患者さんが知識もないし勉強もしていないのにいうこと効かない。おやごころ子知らずではなく主治医心患者知らず。合うか合わないかわからない薬をいっぱいくださいなラまだしも薬の怖さを知らないアレルギー患者さんが増えている。漢方薬も会うか合わないかわからないのにもっといえば細粒や顆粒が飲めるかどうかわからないのに「出せるだけ」漢方薬は体質ではなく季節でも私は「いん時制宜」薬を買えて言っている。ずっとお越しの患者さんならご存知です。初診で相生なら60日いただいてましたという患者さんンはうちには合わないし、それは東洋医学ではない。コタローさんがエキス製剤を開発してツムラさんがたくさん駅製剤を作った。こんなに漢方薬を服用した時代はない。今日は県立奈良医大まで漢方薬の勉強に行くつもりで舌がゆったりすることにしました。

セレスタミンをやめたい

セレスタミン?を修学旅行に持って行きたいといわれた。本当の救急薬はエピペンです、じん麻疹の勉強をしていて海外ではステロイド内服をじんましんに使うことは少ない。3rdLINEでもステロイド内服を海外ではあまり使わないようです。ステロイドはすぐきかない。先日患者さん持ってきたお薬手帳を見ているtびっくり知らない薬が毎日出ている。jyねりっく医薬品かなあと思いさっそく調べました、セレスタミンのジェネリック医薬品を毎日服用されていました。セレスタミンはポララミンとステロイドの配合剤で当直先の病院で急にやめたもんだから副腎機能不全で亡くなった人を見たことがある。ゲインがわからず大学病院に姫路の基幹病院から紹介されていました。本当に怖いセレスタミン怖さを知らないから保護者出せという、出したくないとお断りすると次から来ない。新しいアレルギー薬ビラノアこれ一日2錠飲んだらどうなりますか?そんな質問にはお答えできない。添付文書上記載がないから保険が通らない、実験してない話をしてはいけないのが今の医療です。セレスタミンをやめたいという方が時々お越しになる、漢方薬でMOONFACEを取ったりしながらゆっくり減量する。内服のステロイドで副作用がいっぱい出ている、薬愛試算も説明が難しい。デパスとともにセレスタミンは悪魔の薬です。ゆっくり減量を使用、いきなりやめるとショックになる。

アレルギーのコンポネント診断

血液検査で食物アレルギーを診断するのはかなり難しい。特に今までのように除去食が優先された場合は難しい。ただし経口免疫療法も偶然に偶然が重なり死亡事故が起きたので慎重になる。車の後部座席に乗車していた、エピペンを保護者が持参していなかった。偶然が重なったようです。確かにいつもエピペンを使うという気持ちを持つことは難しい。アレルゲンコンポネントとは粗抗原を構成するタンパク質のうちアレルゲンを構成するタンパク分子のことだそうです。アレルギーのコンポネント診断をご存知ですか。口腔アレルギー症候群がすごく増えている今コンポネント診断が普及すると素晴らしい。しかしまだコンポネント診断できる項目が少ない、保険適応が増えることを祈ります。ピーナッツのArah2,大豆のGlym4,鶏卵のオボムコイド、牛乳のカゼイン、小麦のオメガ5グリアジンがある。早くにアトピー性皮膚炎と診断され重傷でステロイド外用を使用される児にはピーナッツ、鶏卵アレルギーが多いとされている。先週来られた大人の小麦アレルギーの方ω5グリアジンやいろいろ陽性でした。血液中の大豆の特異的IgE抗体がクラス6でも陽性かクリル60パーセント。

LOCAL ALLERGIC RHINITIS

舌下免疫療法を促進するため面倒な採血をしてくれと言われたら頑張って行うようにしている。子供は一度血液検査したらなかなか2回目はない。以前しましたからと言われたほとんどの医師はめんどくさいのでわかりましたと答えると思う。今年になり血液検査で血液中の感作の状態を検索してみるとスギやヒノキがアレルギー性鼻炎の症状が続くのに陰性と出ることが大変多い。これはまだ監査されていないのか、それとも自律神経の問題なのか。LOCAL ALLERGIC RHINITISはアレルギー性鼻炎と同じ症状ですが全身的なアレルギー反応を示しません。先日耳鼻科が抄読会でLOCAL ALLERGIC RHINITISROCAL ALLERGIC RHINITISは独立した疾患かアレルギー性鼻炎の初期症状か?今のところ分かりません。血管運動性鼻炎も含まれるかもしれないそうです。花粉症によるアレルギー性鼻炎そっくりの血管運動性鼻炎は秋に多く7度の温度差で発症することが多いといわれている。そういえば今年は朝夕と昼の温度差が大きい。

アレルギーの講演会

医薬品メーカーが関与しないアレルギーの講演会でした。医師会館に東京から講師をお呼びしてアレルギーの講演会です。最新のお話ばかりです、きれい社会になり過ぎてアレルギーが増えた。エンドトキシン単独製剤ができるとよいみたいです。牛や馬はエンドトキシンでアレルギーを減らすハムスターは尿でアレルギーを起こす。RSウイルスに一回かかっても気管支喘息にはならない。さらにはRSウイルスにもいろいろあって気管支喘息にならないタイプがあるそうです。2001年のJAMAに掲載された記事ではアトランタオリンピックの期間中気管支ぜんそくが44パーセントも減ったこれは空気中のオゾン濃度の低下だそうです。かなり当たり前になってきているのが経皮感作のお話です。気管支ぜんそくの予防には乳児湿疹をきれいにする。妊娠中の食養生ではまずおかあさんは食物の接種制限はしない。母体の体重が増えないとこの世は低栄養でよいと子供が思ってしまう。子供が生めれたらすぐ保湿をする、アトピー性皮膚炎が3分の一になる。母体に良いのは地中海領に近い食事だそうです。さらには保湿は気管支ぜんそくの予防になる。講演が終わってから演者の先生と立町のパブなるところへご一緒しました。そこでまたウーロン茶いっぱいでアレルギー談義が花開いた。アルコール飲んだらせっかくの話を忘れるから。