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姫路の4月の花粉症

鼻が詰まると睡眠が浅くなる。何とかしてくれと朝一番の受診者がおっしゃいます。ヒノキ科の花粉症は鼻が詰まる、のどがイガイガするのがスギと異なる。4月はヒノキ科の花粉症そしてシラカバハンノキつまりブナ属の花粉症も姫路では観察されます。ブナ科では六甲山のオオバヤシャブシが全国的に有名です。では姫路ではどうなのか?姫路が全国に誇るアレルギー専門医で姫路で唯一花粉をダーラム式で観察されている黒坂文武先生の夜とドングリの仲間の椎の木や樫の木がブナの仲間だそうです。黒坂文武先生の理論的なお話は素晴らしい、アトピー性皮膚炎が減っている原因は畳つまりイグサの使用の減少と関係するという言うものです。なぜシラカバやハンノキ花粉が重要かというとPFSやOASの原因としてリンゴなどのバラ科の植物や大豆特に豆乳やおぼろ豆腐を食べると口がイガイガする。これが口腔アレルギー症候群やPOLLENFRUITSALLERGY(花粉果物症候群)です。私は眼科専門医を有する全国で30人のアレルギー専門医の一人です。以前は兵庫県では一人でした。姫路ではアレルギー性結膜炎が非常に増えています。