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国民皆保険制度を守るには

健康保険を使って医療をするのに保険証を持たずにお越しになって保険で医療をしてくれとおっしゃる方が増えた。特に無料になりこども保険の保険証を持たずにお越しの方が増えた。退職後保険証を返さず期限切れの保健所を提示する確信犯も少なくない。まさかインターネットで保険請求しているなんて。期限切れの保険証一発ではじき出される。世界から羨望の的とされた国民皆保険も高額なお薬の登場ではたんするのが見えてきた。人材派遣の保険組合が解散した。協会けんぽに加入したほうが国からの手厚い支援を受けられるからです。欧米諸国では75歳以上では高額医療を行わないコンセンサスが得られているそうです。日本では尊い命という一言でくくられている。診療報酬改定を10月の消費税増税時さらには来年四月とつゆづけて薬価改定を行い何とかしようとするが製薬メーカーさんはリストラを行う、雇用が維持できない。結局診療報酬引き下げでは抜本的改革ができない。臨床治験では65歳以上は除外されるが実際処方を受けるのは65歳以上ばかりというまやかし。後発医薬品使用率には生活保護の保険証の方が入ってない。年金問題といい数字はごまかすのが政府のやり方のようです。

蜂アレルギーが増えている

蜂アレルギーでなくなる人が国内で毎年20人。救急車が近くに到着できる場所はまだまし。エピペンはアメリカの映画では当たり前だそうですが日本ではご存じない方も多い。エピペンを持っていてもいざという時自己注射できるかどうか。死者は増えてもいないが減りもしない、その理由はevidenceはないが山奥で蜂に刺されるとドクターヘリや救急車に乗せて搬送することが困難だからと個人的に思っている。近隣の都市でアナフィラキシーショックになった方がお越しのなった。救急隊員に声がけを受けたが内容を覚えておられない。まあ助かってよかった。林業、蜂の駆除や養蜂業の方は命がけのお仕事です。山やがけで蜂に刺されてもあっという間に15分そして30分経過する。いざというときに回りも本人も冷静になって対応できるかといえば難しい。本当に必要な方がエピペンを持ちというのは簡単ですがRASTが2以上しかアナフィラキシーショックが起きないかといえばそんなことはない。この猛暑でみんな体力が落ちている。ビデオを診ながら何度も情景を思い浮かべて反復するしかない。