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国民皆保険の破綻

最近健康保険、特に社会保険の方の保険の審査で査定されることが非常に増えた。これは後期高齢者に対する拠出金が非常に厳しいからだと思う。保湿剤単独やロキソニンなどはもう処方したら私が損をする時代が来ている。しかしそんなこと構わず患者さんは薬薬という。これはSWITCHOTC薬としてアレルギー薬ロキソニンの内服薬が出ているがこれは保険外しの試金石ともいえる。エパデールまでOTCになっている。さらには葉の矯正治療まで保険適応にならないのはおかしいと運動しているそうである。健康保険料を支払う人が減るんやから保険での医療給付は減ること間違いない、ところが子供医療無料化でみんな勘違いしている。姫路では高校生になったらいきなり3割です。自己負担金800円で高校生までのほうが私は良いと思う、しかし今こんな安い医療費としたら老後はどうなるのであろう、後期高齢者もそろそろ2割負担にしてはいかがでしょう。もうとっくに国会通っているのに選挙対策でそしてまやかしのアベノミクスと一向に2割にならない。私たちは確実に収入が減る、仕方ない。国民皆保険を続けていくためには。若い時に年金かけずに生活保護になった方つまり生活保護の方も最低1割は負担してほしい。このままでは医療ができなくなる。

漢方薬以外の痛み止めの処方いたしません

ロキソニンやボルタレンを含めて健康保険で痛み止めが査定される。私のところは本当は眼科審査するのは眼科医、それよりも社会保険の二次審査で眼科の私がヒルドイドクリーム・ヒルドイドローション、ヘパリン類似物質など保湿時単独つまりステロイド外用薬と処方しないと一回通ったものがやられる。薬局は全く腹が痛まない、すべて医療機関から減点する。トリプタン系の頭痛薬を処方して保険で大量に査定された。一錠900円もするのでとても痛い。場合によっては処方用や調剤料も私共医療機関が査定される。調剤薬局は痛みがない今の制度は不合理です。頭痛薬を漢方薬で減らそうとしていた矢先での出来事でした。頭痛に漢方薬はとても効きます。漢方薬がロキソプロフェンナトリウムよりもずっと効きます。最近傘寿いので呉茱萸湯を処方する機会が多い。一方寒い冬ではなく暖かい冬なのでしもやけの人が少ない。もう痛み止めの内服の西洋薬はこりごりです。保湿剤単独処方もいやだ。

関西系統中医学講座生理病態治療編

昨日からボタン雪が舞っていた、屋根は真っ白、道路は大丈夫。神姫バスはチエーンを持っているから大丈夫。岐阜羽島米原間雪のため徐行で名古屋から15分遅れでお越しになった方もおられた。今日は呼吸器。系統中医学講座では麻黄湯は治って当たり前インフルエンザには大防風湯を使おうになっているが呼吸器の話ではなくもっと生理学に近いお話が中心でした。2000年から受講しているのでライブで10回以上同じような話を聞いているが呼吸筋が上がったり下がったりという話は難しい。腎不納気とは気を肺に吸引するのに腎がかかわる。肺主気は肺が気の主と考え身体をめぐる真気が腎を目的とする深い部位に到達すると考えるそうです。呼吸筋の収縮を肝と腎でコントローすると考える。初めて聞いたら目からうろこどころか10回以上聞いても新鮮なお話でした。温腎陽と健脾が呼吸筋を強くする。聞いているとそうだそうだとガッテンボタンを押すが非常に緻密な仙頭理論どんどん進化している

99.7パーセントA型インフルエンザ

今年は姫路では99.7パーセントA型インフルエンザですが既にA型インフルエンザに2回か買っている方がいる。今後新しい高くなるといつものようにB型が流行すると予想される。Aソ連とA香港です。最初はAソ連でしたが今はAソ連とA香港です。そんな話を聞いてかインフルエンザのワクチン接種を希望される方がお越しになった。期待のゾフルーザは細胞内でウイルスを殺す今までとは異なる機序が期待されますが期待ほど早く熱が早く下がらない人がいるのも事実。今年はタミフル・リレンザの予防投与が注目されるが中外製薬の添付文書に記載され予防投与は皆さんが思っているのとちょっと違う。アワジの老人ホームもちょっと違う。高齢者や腎臓病の人を対象とするのが予防投与です、受験などの特定の行事のために処方するものではありません、自由資料でよいから処方してくれといわれるがわが身を守るという点で無理です。PMDAの救済制度がもし子供が転落しても適応されないからです。無保険でのタミフルリレンザ投与はできない。しっかり予防接種をして人事を尽くして天命を待つのが受験生です。受験だから予防投薬は私にはできない、耐性ウイルスを作るだけ。