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第13回喘息を語る会

喘息を語る会も13回目だそうです。アレルギーの薬もジェネリック医薬品が急速に普及しスポンサー企業がなくなっています。バイオ製品は出ていますが先発医薬品を持っているメーカーの協賛を得がたい時代が来ています。吸入の配合剤を持つ会社がもっと元気になってほしいなあ。しかし、喘息を語る会はとても実践的な会です。特別講演はphenotype、genotype、endotypeのphenotypeに重きを置いた講演でした。講師は兵庫県の喘息死ゼロ作戦の事務局が置かれている神戸大学の先生でした。3月の神戸大学での講演会でもphenotypeについてこの時は東海大学の呼吸器内科の教授のお話でした。観察可能な特徴をベースにした分類がphonotypeです。たとえば肥満女性の難治性喘息です。吸気中のNOやIgEと臨床症状にかい離がみられるそうです.さらにはgenotypeとは遺伝子多型や遺伝子異常をベースにした分類でendotypeは明確な機能的・様態生理学的なメカニズムや治療反応性で規定される病態です。副鼻腔炎は問診ではわからないそうです。一度喘息を疑えば耳鼻科で鼻を見ていただいたほうが良いそうです。いよいよシルバーウイーク突入です。ゴールデンウイーク以上にご旅行する方が多いそうです。私は小児東洋医学会に参加します。子供は大人以上に漢方薬が飲める、そして舌診・脈診はあまり関係しません、しかし、子供は大人の小型ではありません。