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ヒスタミンと鬱

ヒスタミンのH1はヒスタミンによりアレルギーが起こる。H2は胃酸分泌抑制。に関与します。ヒスタミンの1を遮断することはは鎮静作用つまり興奮や不安に関係します。さらに食欲減退を改善します。H2-BLOCKERつまりH2受容体遮断薬といえばガスターやファモチジンのイメージであり胃薬あるいは胃酸分泌を抑えるイメージです。しかし、HT2A受容体遮断は抗不安作用、睡眠相が改善作用、性機能障害軽減などの作用があることが以前にもブログに記載しています。5HT2©受容体遮断は抗不安作用、睡眠障害改善作用、食欲の改善作用が知られています。5HT1A受容体特異的刺激は抗鬱作用・抗不安作用が考えられています。昔から精神科で抗ヒスタミン薬に分類されるピレチアが良く使われています。これはヒスタミンと睡眠・不安などと関係することから当然のことであったと考えられます。ガスターなどファモチジンでせん妄が誘発されるそうです。PPIではそのようなことがないそうです。安全なイメージがありますがファモチジンでもせん妄が起きる、薬は怖い。